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相談所経由で3回会った女性の話です。

32歳、バツイチ、某都内有名女子大卒、某大手企業勤務。見た目は童顔で言われないと20代かと思うくらい。趣味や学生時代の環境など共通点が多くて、当たり障りのない話は大いに盛り上がりました。

こちらはすでに四つ股になっていて早急に一人に絞る必要があったので、3回目にあったとき将来的なことを含めて簡単にお話ししてみることにしました。

私「お話しした通り、私は今実家で母と二人暮らしをしています」
女「はい」
私「私が結婚して家を出ると母は一人暮らしになります」
女「はい」
私「高齢者の一人暮らしは心配なので、何かあったらすぐに行けるところに住みたいと思っています」
女「……」
私「お話しした通り兄は転勤が多い仕事なので、将来的に場合によっては私が面倒を見なければいけない可能性もあります」
女「……」
私「……」
女「……同居は無理です」
私「??」
女「子供が小さいときに介護なんて無理です。同じ家に住んでいたらプライベートもなくなります。同居希望なんて聞いていません。どういうつもりですか。」
私「??」
私「いつどういう形で面倒を見る必要が出てくるかわからないし、そのときの状況で総合的に判断することになります。同居するとは決まっていません」
女「無理です。そんな気持ちが少しでもあるなら無理です。お母さんを取るか私を取るか今すぐ決めてください。決められないなら他の女性に当たってください。」
私「……」
私「何十年先にどういう状況になるのか、そもそもそういう状況が起きるかもわからないものを確約することはできません」
女「とにかく同居は無理です」
私「そうならないように努力することはできますが、現時点で約束はできません」
女「……」
私「ちなみにいわゆる近居についてはどうですか?」
女「それは構いません」
私「同じ屋根の下で暮らすのは無理という話ですね?」
女「まあ、そうです」
私「極端な話ですが実家の隣に家を建てて住むとなったらどうですか?」
女「それは無理です。この間まで会っていた人は実家の敷地内に家を建てると行ってきたのでお断りしました。お互いに実家が近くてよかったのに残念でした。」
私「……」
私「どこまでがNGで、どこまでがOKなのか、違いが私には理解できません」
女「そのときにならないと私にもわかりません。なのでそういう気持ちが少しでもあるなら諦めてください」
私「……」
女「……」

とにかく思い込みが激しくてまったく建設的な話し合いができませんでした。この時点で「もうこの女はないな」と考えていたのですが、彼女の言うがままにその場でごめんなさいするのも癪なので、その日は持ち帰って後日返事をすることにしてお別れしました。

で、もう思い出すのも不愉快だったので、一週間ほど放置したら、相談所経由で確認が入りました。

相談所「先方の相談所から『あなたが同居を希望していることがわかったので検討して返事をもらうことになっていたが連絡がなくて困っている、どうなっているのか』と確認が来ました。やはり同居は難しいですよ。どういうことか至急連絡ください。」

いつの間にか結婚直後からの同居を希望していてプロフィールに嘘を書いている問題児ということにされてしまいました。なんだこれ。

相談所の人には「同居は希望していないしそんな話もしていない。将来的に母の面倒を見る可能性があることは話したが同居は前提としない。とは言え、あの女は人格的に問題があるので二度と会いたくない。お断りしておいて欲しい。」と連絡し、一応理解してもらえました。

彼女がしきりに言っていたのは「私は一回離婚しているので、もう失敗するわけにはいかない」ということでした。考えてみると、実家もそこそこ裕福なようだったし、ほとんど挫折することなく生きてきて、人生で唯一の汚点が前回の離婚だったのでしょう。それを挽回するためには、理想通りの男性をゲットするしか道はなくて、少しでもそれを危うくする要因があるならば徹底的に排除したいという心理だったのだと思います。

「パーフェクトベビー願望」という言葉があります。

パーフェクトベビー願望(パーフェクトベビーがんぼう)またはパーフェクトチャイルド願望(パーフェクトチャイルドがんぼう)とは、身体に障害などがない五体満足で、かつ勉強や運動も優れている、完全な(Perfect)子ども(baby・child)が欲しい、という親(特に母親)の願望である。

この願望はどんな親にも多かれ少なかれあるが、とりわけ不妊治療を行ってきた親に多くみられる傾向かある。その理由は様々だが、一般には、治療にお金や時間を費やした分、その努力が報われる見返りとして、何の苦労もなくあっさり妊娠しただけの人より良い子を授かりたいという心理が働くからである。

出典:パーフェクトベビー願望 – Wikipedia

婚活をしていると、彼女のように一度失敗したとか、アラフォーくらいで初婚とか、思うように理想の相手を見つけられない人が過剰に理想の相手を求める状況に遭遇することは稀によくあります。このような症状は「パーフェクトベビー願望」に通じるものがあります。私は、こういう女性を「パーフェクトマリッジ願望」と呼ぶことを提唱したいと思います。

無理だと思うけど、彼女が理想の男性に出会えることをお祈りします。
絶対無理だと思うけどね。

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