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最近、四国出身の方とお話しする機会があり、四国と言えばお遍路ですね、と話を振ったは良いもののうろ覚えの知識で適当なことを言っていたら呆れられてしまったので、ちょっと勉強しようと思いました。

新書等でも参考になりそうな本はあったのですが、Kindleで無料のものがあったので、まずは第一歩ということで読んでみました。

本書は、当時22歳で無職の筆者が歩き遍路で四国八十八カ所巡りをする様子を、一日づつ気持ちを綴ったエッセイです。

どちらかというと筆者自身の心境や旅先での出来事を淡々と書き留めたもので、お遍路に特化した内容はそんなに多くはありません。札所の名前も難所が数える程度出てくるだけで、例えばこれからお遍路に出る人が行程の参考にするような内容ではありません。

その代わり、筆者の心情は率直に吐き出されているので、歩き遍路とはどういうものか、雰囲気は十分に味わうことができると思います。

筆者は31日間で歩き通していますが、休みは一日だけしか取っていないし、連日40km歩き続けていますので通常はもっと掛かるもののようです。なかなか定職のあるうちは実行できそうにないし、かと言って老後にそれだけの距離を歩ける気がしません。やはり旅は若いうちにやるものだと今さらながら痛感しました。

本書は元々お遍路をしながら毎日更新して人気となったブログだそうで、現在もブログは生きています。ざっと眺めてみると電子書籍はブログの記事を再編したもののようで、凝縮した内容になっているようです。2004年頃のブログということで、そう言えば昔は若者が旅をしながらリアルタイムで旅先から更新するブログとか流行ってたなぁ、なんて懐かしい気分になりました。

お遍路小娘

ざっと2時間もあれば読み切れる分量なので、ざっくりと歩き遍路の雰囲気を味わうには最適だと思います。

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