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2016年6月15日、東京都の舛添知事が辞職しました。

東京都の舛添知事は政治資金などを巡る一連の問題で、都議会が不信任決議案を可決することが確実となったことを受けて、みずから辞職する意向を固め、午前中にも議長に対し、辞職願いを提出することにしています。舛添知事は今月21日付けで辞職することになる見通しで、おととし2月の就任以来およそ2年4か月での辞職となりました。

出典:舛添知事 辞意固める 午前中にも辞職願提出へ

政治資金の公私混同といういわゆる「政治と金」が名目になっていますが、結局のところ使途があまりにもセコくて世界有数の都市である東京の首長として適格が疑われたという話と理解しています。個人的には、問題が取り沙汰されたときから、オリンピック・パラリンピックや待機児童解消など喫緊の課題が山積する中で、こんなしょうもないことに騒いでいるのがあまりにもアホらしく感じており、すぐに飽きるだろうと思っていました。なので、まさか進退問題にまで発展するとは夢にも思いませんでした。

次の知事を決める都知事選挙は7月31日か8月7日で調整されているようです。私は前回の都知事選のときは東京都民でしたが、現在は埼玉県民なので新都知事を選ぶ権利を持っていません。本来であれば都知事が誰になろうがもはや関係ない立場ですが、職場は東京都内になりますし、車で10分も走れば東京都内に入る地域に居住していますので、まったく無関係というものでもありません。

おそらく次の都知事選挙は、舛添氏の進退問題が出る前まで問題とされてきた、オリンピック・パラリンピックへ向けた諸問題や、保育園の待機児童問題、築地市場の豊洲移転など、継続して取り組むべき問題が争点になるのだと思います。しかしながら、これらの問題はすでに問題として現出しているもので、都知事候補としては「がんばります」くらいしか言えない内容だとも思います。要するに、これらを訴えられても選択の材料にはなりえないものです。

私にもし投票権があるのであれば、ある政策を取り上げた人を選びたいと思うものがあります。それは「横田基地の軍民共用化」です。

横田基地の軍民共用化は、元々平成15年に当時の小泉首相とブッシュ大統領の間で検討開始が合意され、平成24年には当時の野田首相がオバマ大統領へ検討を要請しています。その後、猪瀬直樹前知事が東京オリンピック・パラリンピックに絡めて積極的に推進しようとして注目を浴びましたが、猪瀬氏の失脚で立ち消えになってしまいました。

計画の詳細は以下の資料にまとまっています。
横田基地の軍民共用化に向けて – 東京都都市整備局

現在首都圏には3つの民間空港があります。羽田空港、成田空港、茨城空港です(一応、調布飛行場や本田空港もありますが、メジャーな航空会社が入っていないので省略)。いずれも首都圏西部からはアクセスが良いとは言えない立地です。横田基地はJR青梅線や西武新宿線の沿線になるため多摩地区のほとんどをカバーできますし、南武線や横浜線で立川や八王子に出れば神奈川県西部からもアクセス容易です。道路網としても国道16号や圏央道がそばを通っていますので、北関東や山梨県からも容易にアクセスできます。その経済効果は計り知れないものがあります。

私は近年の都知事では猪瀬氏が人間的に最も嫌いでしたし、当時は23区内在住でしたからあまりメリットがわかりませんでした。今になってみると素晴らしい政策だったことがわかります。何しろ現在の家から羽田空港まで電車の移動だけで2時間かかるので、搭乗の3時間前には家を出ないといけないのですが、横田基地であれば移動時間は30分程度になります。車で移動すれば搭乗の1時間前に家を出ればよいのです。これは楽ちん。

もちろん一番の難点は米軍との関係なので容易に進む話ではありませんが、だからこそこの機会に一気に道筋を付ける覚悟を示してくれる気概のある人物が立候補してくれるのであれば、全力で応援したいと思います。選挙権はありませんが。

ご検討のほどよろしくお願いします。

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