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2016年7月10日に実施された第24回参議院選挙は、与党自民党と公明党が改選議席の過半数を占める圧勝に終わりました。

 第24回参議院選挙の議席が11日午前、確定した。非改選議員を含めた参院全体では、自民、公明、おおさか維新の会、日本のこころを大切にする党の4党に、憲法改正に前向きな非改選の無所属議員を加えた「改憲勢力」が3分の2を超えた。改憲を持論とする安倍晋三首相(自民党総裁)のもと、国会での議論が加速しそうだ。

出典:改憲勢力、「3分の2」超す 参院選議席確定:朝日新聞デジタル

改選後の勢力は以下のようになりました。自公連立で安定多数を押さえながら、自民単独では半数ぴったりなのはバランスがよいように感じます。

いわゆる改憲勢力はおおさか維新や無所属まで含めた数字ですから、悪名高い自民党憲法草案しか叩き台がない現状で、その改憲勢力が一枚岩になれる改憲案がまとまるとは思えず、心配する数字ではないように思えます。

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出典:2016参院選:朝日新聞デジタル

わが地元の埼玉県選挙区は、大方の予想通り現職三名が続投ということで、面白みのない展開でした。

各報道では終盤まで公明西田氏と共産伊藤氏で3つ目の席を争って接戦であるかのような内容が多かったですが、蓋を開けてみれば公明西田氏が共産伊藤氏に16万票の大差を付け、さらには民主大野氏に3万票に迫る完勝でした。

うちの近所には学会員の一家がお住まいなのですが、ポスター貼りにビラ配りと奔走していたようで支援者の努力の賜物だと思います。

 10日に投開票された参院選埼玉選挙区(改選数3)は、自民党の関口昌一氏、民進党の大野元裕氏、公明党の西田実仁氏の現職3人が当選した。自公が「与党で2議席」を確保。2013年の前回参院選で現職が落選した民進は、議席を死守した。一方、共産党新顔の伊藤岳氏は善戦したものの及ばず、共産の18年ぶりの議席獲得はならなかった。投票率は51・94%(前回51・21%)。非改選を含む県内の参院の勢力は自民2、公明2、民進1、無所属1となる。

出典:埼玉)自公が2議席確保 民進1議席守る 参院選:朝日新聞デジタル

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出典:埼玉 – 開票速報 – 2016参院選:朝日新聞デジタル

投票率の方はと言うと、前回よりもマシとはいえ、半分弱の有権者が投票を放棄したとのことで、またしても残念な結果に終わりました。

今回初めて選挙権を得た十代の投票率はさらに悪く、半分以上の有権者が投票を放棄したようです。18歳と19歳で大きな差がありますから、高校ではちゃんと指導されたものの、すでに高校を卒業した人たちは指導を受ける機会がなかったのかもしれません。

なんにしても酷い数字だと思いますが、初めての選挙を高校生のうちに半ば強制的に参加する人たちが今後増えるのは投票の習慣化には資するでしょうから、長い目で見るのがよいのではないでしょうか。

 総務省のまとめによりますと、10日、投票が行われた参議院選挙の最終の投票率は54.70%で、前回3年前の選挙を2.09ポイント上回りました。

出典:参院選 最終の投票率は54.70% | NHKニュース

それによりますと、18歳の投票率は51.17%、19歳の投票率は39.66%で、18歳と19歳を合わせた投票率は45.45%でした。
今回の参議院選挙全体の確定投票率54.70%と比べると、9.25ポイント下回る結果となりました。

出典:18・19歳の投票率45.45% 全体を下回る | NHKニュース

2年前に東京都から埼玉県に移って2回目の国政選挙を終えたわけですが、こちらの選挙区は投票前から結果が見えているところがあって、あまり面白みがありません。東京の選挙区は候補者も多くて面白かったと懐かしく思うのが正直な気持ちです。選挙権を得てからずっと結果がわかりきった状況で選挙をこなしていたら飽きてくる気持ちもわからなくもないし、投票率が上がらない一番の理由のような気がします。

選挙制度を抜本的に変えないと投票率が大幅に回復することはなさそうだし、そろそろ真剣に考える時期に来ているような気がしています。

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