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Microsoft Officeの数式エディタが何の前触れもなくお亡くなりになったことが各所に波紋を広げていました。時期的に学位論文の作成に使っている人が多く大変なことになっていたようです。

参考:Microsoft office の数式エディタ終了のお知らせで色々終了のお知らせ – Togetter

原因は2017年11月にIPAから注意喚起がされた脆弱性への対策とのことです。

参考:Microsoft Office の脆弱性(CVE-2017-11882)について:IPA 独立行政法人 情報処理推進機構

Microsoftによれば数式エディタはサードパーティ製品だそうなので、契約上か実務上かはわかりませんが何らかの理由で修正することができず、代替機能も提供されていることから機能削除という判断をした模様です。

参考:数式エディター 3.0 の機能削除について – Office Support Team Blog JAPAN

特許の明細書はインターネット出願ソフトの仕様の関係でMicrosoft Wordで作成します。私はソフトウェア関連特許が専門のため明細書中に数式を記載するケースが多く、数式エディタは毎日のように利用しています。

幣所内でも本件が知れると騒然とし、慌てて各自のPCで対処を行いました。せっかくなので対処方法をここにメモしておきます。

① 該当の更新プログラムを削除

インストールされた更新プログラムから該当の更新プログラムを削除します。
具体的な削除手順は下記を参照してください。

Windows 7の場合 → Windows 7でインストールされた更新プログラムをアンインストールする方法
Windows 10の場合 → Windows 10でインストールされた更新プログラムをアンインストールする方法

該当の更新プログラムはOfficeのバージョンにより異なります。インストールされた更新プログラムの一覧から該当のKB番号が含まれる更新プログラムを削除しましょう。

Office 2007 → KB4011656
Office 2010 → KB4011610
Office 2013 → KB4011580
Office 2016 → KB4011574

② 該当の更新プログラムを非表示

更新プログラムを削除して再起動するとWindows Updateが再び更新プログラムをインストールしようとするので、該当の更新プログラムを非表示にします。
具体的な非表示の手順は下記を参照してください。

Windows 7の場合 → ヒント: インストールしない Windows 7 の更新プログラムを非表示にする
Windows 10の場合 → Windows 10: 問題を起こした更新プログラムやドライバーを Windows Update で一時的にインストールされないようにするツールの紹介

③ 数式エディタを再インストール

再度数式エディタを使えるように再インストールします。更新プログラムによって半ば強引にファイルが削除されているのでOfficeの方から一旦数式エディタの機能を削除し、再度インストールする必要があります。

下記はOffice 2010の手順ですが、他のバージョンでも概ね同じですので、こちらを参照してください。
Office 2010で一部のアプリケーションや機能を追加/削除する方法

ざっくり手順を書くと以下の通りです。OfficeやWindowsのバージョンによって多少異なるかもしれません。
「コントロールパネル」
→「プログラムのアンインストール」
→「Microsoft Office」を選択して「変更」
→「機能の追加/削除」を選択
→「Officeツール」の中の「数式エディター」をクリック
→(削除の場合)「インストールしない」を選択
 (追加の場合)「マイコンピュータから全て実行」を選択

以上です。
誰かの役に立ちますように。

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