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切ない。

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東京を舞台にして、ウィスキーのCM撮影のために日本に来たかつての映画スター、ボブ・ハリス(ビル・マーレイ)と、カメラマンである旦那の仕事に付いてきた若妻、シャーロット(スカーレット・ヨハンソン)が出会いと別れを描く作品です。

舞台になるのは主に新宿の高級ホテル、パークハイアット東京です。自分は東京在住ですし、以前同じ敷地内にある新宿パークタワーの客先に通っていたこともあって、とても馴染みのある景色ばかりでした。

基本線は、日本の言葉も文化もわからない短期滞在の外国人が孤独の中で知り合い、打ち解けていく様を描くものです。

二人の孤独感を演出するために日本の文化の中で外国人が奇妙に感じるらしい面を切り取ってふんだんに盛り込んでいます。ぶっちゃけスカーレット・ヨハンソンが突然京都に行って神社で行われる結婚式に遭遇する場面とか、何のために入っているのか理解できませんでした。とは言え、生け花の場面とか選挙カーの場面とか、確かに言われてみると変かもなぁ、というのが感じられたりして、それはそれで興味深かったです。

スカーレット・ヨハンソンは顔があまり好みではないので、どうにも感情移入しきれない面もありました。一方のビル・マーレイの演技は素晴らしいの一言。若いスカーレット・ヨハンソンに惹かれつつも、本国には家族もあり、相手には旦那もいて、一線を越えられない中年男の哀愁がひしひしと伝わってきます。最後のエレベーターのシーンとか最高です。

10年前の公開時、つまりもっと若い頃に観ていたら、この辺りの感じ方は違っていたかもしれません。

自分はあまり高級ホテルには縁のない人生を歩んでいて、この手の高級ホテルと言えば、兄の結婚式でコンラッド東京に行ったことくらいしかありません。たまにはああいうバーとか言ってグダグダするのも悪くないかも知れません。

秋の夜長にウィスキーなどチビチビやりながらぼけーっと観るのにおススメです。


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