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2005年発行なんですが、以前『中の人』という本を読んで、ネット上の有名人たちが何を思って活動しているかをオフラインで触れるのは面白いな、と思ったので読んでみました。

書評はこちら→『中の人 ネット界のトップスター26人の素顔』古田雄介(著)

余談ですが、2005年の発行で届いたのが初版でした。こんな本が簡単に入手できるアマゾンってすごいな、と改めて思いました。

本書は11人のアルファブロガー(死語か?)に対して、徳力基彦さんをはじめとしたFPNメンバーがインタビューした記事をまとめたものです。掲載されているアルファブロガーは以下の11人です。(敬称略、ブログ名は本書掲載のまま、リンク先は現在確認できたURL)

  1. コグレマサト『ネタフル
  2. 田口元『百式
  3. finalvent『極東ブログ
  4. 織田浩一『Ad Innovator
  5. R30『R30::マーケティング社会時評』(更新停止)
  6. 磯崎哲也『isologue
  7. 渡辺千賀『On Off and Beyond
  8. 伊藤直也『NDO::Weblog』(更新停止)
  9. 橋本大也『Passion For The Future
  10. 山本一郎『切込隊長Blog
  11. 梅田望夫『英語で読むITトレンド』(更新停止)

ちなみに更新停止した方々のその後を追ってみると、R30さんは、週額課金で話題のcakesで『R30::リローデッド』を連載中。伊藤直也さんは『naoyaのはてなダイアリー』に移転。梅田望夫さんは「日本のWebは残念」発言で炎上後はほとんど姿を見せていません。

最近では「プロブロガー」なる言葉も出て来て、生活のほとんどをブログからの収益に頼っている人も出て来ていますが、本書の時点ではまだ、ブログが本業に対してどんな影響を与えるか、ブログをどのように活かしていくか、という段階であることが印象的でした。

またブログの次に来るものとして、多くの人がクローズドなネットワークだろうと言及していて、SNS時代の到来を当時から予想していることも興味深いところでした。やはり基本的に情報感度が高く積極的に動く人たちだからブログの流行にも一早く乗れたということなのでしょう。

SNSの代表がmixiで、mixiの日記とかコミュニティとかが多く言及されていたのは、今から見ると別の意味で興味深かったです。

ほとんどの人が7年経っても現役でバリバリ更新を継続しています。本書の中で、自分の興味や発信したいことを最優先にしていると語っている人が多く、当時はまだかなり牧歌的な状況だったことが読み取れます。上述の『中の人』では割と明確に運営戦略的なものを語っている人たちも多く見られました。ネットがビジネスとして成立するようになってきた証左かもしれません。

確かに2005年頃ってWeb2.0とかが取り沙汰されてネットの状況が大きく転換した時期だと思います。当時の状況を知り現在の状況と比較することで今後を考えることができるかもしれません。今だからこそ一読に値する本だと思いました。

ちなみに本書で一番衝撃的だったのは、このページでした。

20121125090756

結婚して父親になるとこうも変わるもんなのですね。ビックリしました。

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