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『ROOKIES』(ルーキーズ)は、森田まさのりによる日本の野球漫画作品、およびこれを原作としたテレビドラマ、映画作品。
(ROOKIES – Wikipediaより引用)

ちょっと古いドラマですが『ROOKIES』を全話観終わりました。劇場版は観ていません。

原作は1998年から2003年にジャンプで連載されていた漫画です。TVドラマ化は2008年、平均視聴率は14.96%(ビデオリサーチ調べ)だったそうです。劇場版は2009年公開、興行収入85.5億円、2009年一番のヒット作だったようです。

私の世代にとって森田まさのりと言えば『ろくでなしブルース』です。10年くらい前まではまだあの手の不良漫画も残っていたんですが最近ではとんと見なくなりました。現実にあのような不良を見掛けなくなった気もするし、もしくは漫画の読者層が高齢化しているために描く対象として選ばれなくなっただけかもしれません。

『ROOKIES』は私の場合は大学生から社会人初期にかけて少年誌で連載されていた漫画なので原作はほとんど読んだことがありませんでした。自分の周囲でも特に話題にはならなかった気がします。そもそも世間的にそんなに売れたのかどうかもよくわかりません。

それでもTVドラマ化された際には結構周りでも観ている人がいてよく勧められました。でも連続ドラマを途中から観るのも何だし、どうせすぐDVDが出るだろうと思って結局全く観ないままになっていました。先日友人と飲んでいるときに何のきっかけか忘れましたけれどひょんなことから話題に出たのをきっかけにレンタルして通しで観てみたのでした。

原作のイメージに対するミスキャスト問題はさんざん言われ尽くされているようなので特に触れません。原作を無視して単独のドラマとして見れば生徒たちは概ねキャラが立っていて十分に楽しめたと思います。しかしいかんせん登場するキャラが多いし、それなりに豪華なキャストを揃えてしまったせいか、活かしきれてないキャラも多かったような感じがします。思い切ってスポットライトを当てるキャラを絞った方が感情移入し易かったかもしれません。

残念なところは一杯あって、まずは佐藤隆太の川藤先生が合わな過ぎ。聞くところによると本人の立っての希望らしいけど、あまりにもひょろ過ぎて熱さが伝わりきれていませんでした。

あと最終回はとにかく長過ぎて観るのが苦痛なレベルでした。最終回だけで観るのに3日掛かりました。選手たちの顔アップとか無駄な時間も多く、その割に目黒川戦終了後は急展開で追い付けないし、非常にバランスの悪さを感じました。

バランスと言えば、前半にちょいちょい出てくるコメディ風のシーンや効果音も流れを明らかに妨害していて気になりました。放映枠が土曜8時だったようで視聴者層が見切れずに中途半端になっていたのかもしれません。後半は熱血とシリアスで雰囲気に統一感が出てきたので最初からブレなければもっとよかったのにと思います。

あとは野球ドラマの割に特訓シーンとかがしょぼくて、数回の試合をこなしたら急激に強くなった感じで違和感がありました。安仁屋以外は元々そんなに才能に溢れる子たちではないはずなので、猛烈な特訓シーンの一つも挿入しておけばもう少し説得力が増したんじゃないでしょうか。

あと、最終回が不穏な生徒の後ろ姿で終了して劇場版への含みを見せていたのが時代を感じさせて素敵でした。あの手の演出は最近とんと見なくなりましたね。私はああいう露骨な誘導は嫌いなので、あの終わり方もこのドラマの評価を下げる要因でした。

そんなこんなで言いたいこと言ってきましたが、なかなか楽しめるドラマでした。それなりに面白くなければ最後まで観ることないので。

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