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大地震から一週間が経った。福島第一原発は決死の冷却活動が続けられている。本日外部電力の接続が完了し事態は好転の兆しを見せている。一方で一部の農作物から食品衛生法の基準を超える放射線量が検出されたとのことで心配な状況である。

とりあえずぼくの身の回りで起きたことついて記録しておきたい。

一週間の就業状況

14日月曜日

朝は交通機関の混乱により30分遅刻。会社の指示により定時で帰宅。

15日火曜日

朝は通常より1時間早く家を出て通常出社。昼前に原発の火事の影響で全社的に自宅待機命令が発令。帰りはしたけどすることもないので前職の同僚と飲みに行く。

16日水曜日

朝一で自宅待機解除の連絡。10時出社。通常勤務だが前日に今週のすべての予定をキャンセルしたためやることなし。19時頃退社。

17日木曜日

朝は通常より30分早く家を出たら遅滞なく30分早く出社。夕方経済産業大臣の節電勧告(?)により定時で退社。ゆうパックの受け取りに郵便局に寄って帰宅。

18日金曜日

朝は通常時刻に家を出て通常通りに出社。夕方は大規模停電のおそれがあるとのことで16時に退社。仕方ないので前職の同僚と飲みに行く。

結果的に、今週の就業時間は標準時間37.5時間に対して30時間程度、通常は標準より10時間程度長く働いているので平常時の3分の2程度の就業時間であった。その内容も予定のキャンセル→再スケジュールで潰れてしまった。一部では「今週は政令等で東京は強制的に休日にすべきだった」という意見も聞かれたが、そうなっていても大差ない一週間だったと思う。

みずほ銀行障害

原発の動向に世間の目が集まる中、地味にみずほ銀行がまた機能停止していて、一部の口座で給与振込ができない状況となっていた。連休中はATMが使えなくなるということで、普段は現金をあまり持ち歩かないのであるが、少し多めに引き出しておくことにした。

みずほ銀行は当初地震と障害の関連はないとしていたが、一部の店舗で取引が急増して処理能力を超えたことが原因とのことで、震災による義捐金の取扱が急増したことが原因と見られている。

ネットで少額でも寄付が簡単にできるようになって全体の件数が多くなっている傾向はあるのかもしれないが、三菱東京UFJや三井住友は問題なく稼働しているわけで、原因の一つであっても許されることではない。銀行はもちろん民間企業であるから独自の経営判断で動くことができるわけだけれど、同時に社会インフラとして公共上の責任も負っているものでもある。その自覚を持って事態の収拾および改善に努めていただきたい。

ちなみにぼくも高校生の時にバイトを始めたときからメインバンクはみずほ銀行である。(当時は第一勧業銀行だった)。現在も給料振込はみずほ銀行にしているが今回の影響はないと会社からは聞いている。大丈夫な根拠は確認できていない。

募金を募る若者たち

今年はスギ花粉が強烈であるので基本的には長時間屋外に出るのは避けたいと考えているのであるが、地震による買い占めの影響で我が家のティッシュペーパーが品切れしてしまった。地元のドラッグストアやスーパーを見ても在庫なし・入荷未定であったので、ティッシュを求めて新宿に出ることにした。

JR新宿駅の駅前にはかなりの若者の団体が募金を募っていた。平常時から新宿駅の駅前は何かにつけて募金を訴える人たちが集まっている。今回はいつにも増して団体数が多かったし、時間も余っていたので試しに観察してみることにした。

JR新宿駅東口駅前で某大学体育会の旗を掲げた若者が募金箱を抱えて立っていた。一人の男性が街行く人々に対して大声で募金を訴えている。どうやら集まった募金は大学経由で日本赤十字社に寄付されるらしい。

10年前であれば赤十字に寄付するためには直接窓口に持って行ったり銀行に行って振り込んだりしなければいけなかっただろうから十分に評価に値したであろう。今はネット経由で赤十字に直接寄付できる時代である。現実にぼくも赤十字のHPから寄付をした。簡単な手続きで5分で寄付ができるようになっている。彼らおよび彼らの大学が間に入ることのメリットが全く見出せない。

ネットでの寄付は1口当たりの下限額が設定されているから、それに満たない少額の寄付をしたい場合は有効かもしれない。それでもあれだけの団体が個別に活動をしていて、最終的にみんな赤十字に行くというのは合理的ではないだろう。

大学生であれば自ら働いて稼いだ金を寄付することもできるわけだし、その方が土曜の昼間に駅前で突っ立っているよりずっと役に立つであろう。15分くらい見ていたが彼らの募金箱に入れていたのは2名だけだった。

遊びたい盛りにご苦労ではあるが、彼らの自己満足に協力する筋合いはないのでそのまま立ち去った。

ちなみにぼくはティッシュは買えないだろうと思ってティッシュ配りを狙って街に出たのであるが、最近のティッシュ配りは女性限定のようだ。かなりの時間を新宿の町中を歩いていたのであるが渡されたティッシュは一つだけだった。こんな三十代半ばのおっさんにはティッシュ配りのターゲットとする経済的価値もないということなんだろうか。大変残念である。

ドル円史上最高値更新

17日早朝、ドル円為替は76.25円の史上最高値を記録した。従来の最高値は95年の79.75円であった。これは阪神淡路大震災の年の出来事である。ぼくは不謹慎とは感じつつ、いったん反発したところで円を買って若干の利益を出した。

18日早朝、G7の緊急電話会合が行われ10年半ぶりという協調介入が実施された。ドル円相場は78円台から82円まで下落した。ぼくは協調介入の合意の報を聞いた時に反射的に円売りを入れて結構な利益を出すことができた。

そして儲かった金の半分だけ寄付をした。

日銀はこの円売り介入とは別に市場の安定化のために5日間に82兆円の資金供給を行ったという。政府は震災復興のために10兆円の復興国債を発行するという。仕方ないことなのかもしれないが事態が収束した時に何が待っているのか、想像がつかない。少なくとも自分の生活が守れるような資産形成をしておきたいと考えている。

この週末になって東京はかなり通常の状態に戻ってきたように思う。火曜日に飲みに行った時は帰りに乗った中央線は信じられないくらいの空き具合だった。金曜日に飲みに行った時は店は結構な混雑であった。東急ハンズに行けば防災関連以外の商品も普通に売れているように見える。ご飯を食べに行っても人気の店はいつも通りの行列を作っている。この三連休を越えれば企業の業務も通常に近い状態に戻るのではないかと思う。

来週からは今後の国の方向性が問われる事態に直面するだろう。目の前の業務に忙殺されることなく政治・行政の動きに注視していきたい。

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