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guilty

数年前からテレビをほとんど観なくなってきて、よほど話題になったドラマでなければタイトルも把握していません。このドラマのことも全然知らなかったのですが、DMM.comでボケーっと面白そうなDVDを探しているときにばったり見付けました。好きなんです、菅野美穂。

2010年10-12月期にフジテレビ火曜22時枠で放送されたドラマだそうで、平均視聴率は12.3%だそうです。近年では比較的いい方なんでしょうか。とは言っても大ヒットしたドラマとは到底言えない数字でしょうか。

15年前に冤罪事件に巻き込まれ13年間服役した野上芽衣子(菅野美穂)が、事件の真相を探りながら自分を陥れた事件の関係者に復讐をしながら黒幕を追うサスペンスです。一方で芽衣子の復讐による事件の捜査に当たった刑事の真島拓朗(玉木宏)とのロマンスが花を添えています。

サスペンス面について言えば、事件の前半は主に芽衣子の巧妙な復讐劇に目を奪われてなかなか面白かったですが、中盤以降は結構あっけなく事件の真相が判明したりしてちょっと間延びする感じがあります。最終話のクライマックスはだいぶ練られていてよかったです。

ロマンス面についても、終盤に差し掛かって芽衣子が真島を遠ざけだすと、今一つ盛り上がりに欠けてしまって残念な感じでした。もちろんその流れがあるからこそのラストシーンなのでしょう。

全般的に後半の流れは最終話を盛り上げるために出し惜しみしていた感もありました。全11話のドラマですが、10話で仕上げた方が締まったかもしれません。

シナリオ的には結構粗が目について、ものすごく違和感がある設定も多かったです。それでもストーリーに引き込まれるのは、とにかく出演者たちの迫真の演技にあります。菅野美穂の普段の可愛らしい女性の顔と厳しい復讐者の顔の演じ分けも見事であるし、玉木宏の常に険しい熱い男っぷりもいけてます。そんな中で輪をかけてよかったのはジャーナリストの堂島を演じる唐沢寿明でした。やはり何十年も第一線で主役級を張っているだけのことはあると感心しました。

総括すると、脚本的には前半は悪くないけれど後半は中弛み感があり、そこを芸達者な出演陣の迫真の演技が持ち堪えている、そんな感じのドラマでした。

シリアスな感じが好きだけれど、あまり細かいところは気にならない、そんな人であれば楽しめるドラマだと思います。

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