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結構いろいろと話題になってそうだったので読んでみた。

ここ数年の胡散臭い事例をちょっとひねって童話風に描いたお話が9編と現在進行形の問題を描いたSpecial Volumeを足した10編のお話からなる単行本。こういうのはオムニバス形式というのだろうか?

著者は、前作『ヘッテルとフエーテル』で「日本タイトルだけ大賞2009」大賞を受賞していて名前だけは存じ上げていた。(ちなみに、しばらくの間、著者は中国の方だと思っていた。)今回の新作は収監間際のホリエモンが帯を書いてブログで取り上げたり、内藤忍さんが絡んできたりして、出版前から話題作りがうまい感じで早速相当売れているようだ。今現在amazonでは「通常2~4週間以内に発送します。」になっている。

ぼくは月曜日に本屋で平積みにされているのを見掛けて衝動的に購入し、火曜日に行き帰りの通勤電車の中でさっくりと読了してしまった。おそらくのべ1.5時間くらい。取り上げているテーマ自体が最近よく目にするもので馴染み深いのもあるし、文体もウィットに富んでいて読み易いのもあるし、挿絵も満載で紙面がスカスカな感じでレイアウトされているのもあるだろう。内容についても、まぁそれほど目新しいこともなく、さすがにこんなの知らずに生きてたらやばいだろ、って思うようなものなのだけれど、実際に多くの人が釣られた事例が満載なのだから、やばい人達だらけな残念な国なのだろう、この国は。

著者は本業はプロ投資家とのこと。最後のお話『インゴッドは死んだ』を読むと何となくわかる気がする。ここでは今後日本を襲うかもしれない事態をあまり救いの無い感じで描いている。そこには、あまり著者の主張は見られず、淡々と考え得るシナリオだけが述べられている。ぼくもわずかの資金を運用して思うのだけれど、確実に勝つために重要なことは動き出してからそれに乗っかることだ。そのためには動き出した時にいち早くそれが本物かだましかを見抜く目と、本物と判断したら全力で乗っかる準備と度胸なのではないだろうか。そういう意味で今からあれこれ考えて動くよりも次の動きを見抜くために状況に目を凝らしておくべきだ、ということを言いたいのではないかと深読みなどしてみた。

ということで読後の最初の感想としては、ブログに書くほどの内容ではないと思ったのだけれど、ネット上で何かを書けば特典がもらえるということで簡単に感想を書いてみた。

考えてみると出版前の動きからこの辺の流れもマッチポンプなんじゃないの、と思いつつ。

マネー・ヘッタ・チャン マッチポンプ売りの少女キャンペーンページ

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