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その日、私はJR中央本線山梨市駅前にいました。都内の自宅に帰るところだったのですが、ちょうど昼時だったので食事をしてから帰ろうと考えました。

駅前のロータリーでぐるっと周りを見回すと、駅前を通る道路を越えた先に食堂風の建物が見えました。

遠目に見ても何やら景気の良さ気な看板が目立ちます。ちょっと近づいて見ると「ほうとう味くらべ大会二連覇」とのこと。聞いたことないけど何だかすごそうだ。普段は優柔不断な私もこの店に即決しましたよ。

このお店の一押しは、「昇仙峡ほうとう味比べ真剣勝負」で二年連続一位を獲得した『黄金ほうとう』。

「信玄どり入り」と「山梨ワイン豚入り」の2種類が用意されています。いずれも1,300円也。「山梨ワイン豚入り」を注文しました。


公式サイトより、参考画像

まず、テーブルコンロが設置されて「湯気が出てきたら火を弱めて下さい。それから7分お待ちいただきますが、厨房でも時間を計りますのでご安心ください。」と説明を受けます。いろいろと注文の多い料理店でしたが、要約すると吹きこぼれないように火力に気を付けてくれ、という当たり前のことしか言ってません。

しばらく生ビールを飲みながら店内のテレビを見て寛いでいたのですが、なかなか沸騰しません。ずいぶん時間が掛かるんだなーと思っていたところに、通り掛かったお兄さんもおかしいと思ったのか、コンロを見るといつの間にか火が消えていました。ガス切れのようでした。

「お前何見てんだよ。お前の目はふし穴か。」みたいな目で店員さんに見られながら、ガスカセットを交換してもらい、当初の予定よりも時間はかかりましたが、何とか完成品の「黄金ほうとう」にお目通りが叶いました。

ほうとうって簡単に言えば煮込みうどんみたいなもんで、うどんの麺がもっと緩い感じで水とんみたいにずるずるなやつなわけです。これは率直に言ってあまりお上品な料理ではありません。元々が郷土料理で庶民の味ですから仕方ないでしょう。

しかし、この黄金ほうとうは一味違いました。まず豚肉の自己主張がグイグイ来てます。まるで豚肉の鍋に間違って最初からうどん的なものを入れてしまったかのようです。それくらい豚肉の存在感がハンパない。

一方でかぼちゃを始めとしてほうとうの素朴さを演出する野菜たちも豊富に組み込まれてヘルシーな感じも損なわないように構成されています。

鍋一杯分でかなり腹は膨れますが、確かに今まで食べた中でも群を抜いた美味さでした。ほうとうと言うと甲府の「小作(おざく)」さんが有名ですが、甲乙つけがたい高級ほうとうでした。

なかなか訪れる機会も少ない町ですが、本物のほうとうを味わいに行くだけでもその価値はあるんじゃないかと思いました。


御食事処 歩成
住所:山梨県山梨市上神内川1234
電話番号:0553-23-0253
公式サイト:http://www.funari.jp/
食べログ:http://tabelog.com/yamanashi/A1901/A190102/19001412/

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  • ねい

    山登りされたんですか?
    ブランド肉で美味そうですね。

    山梨の山奥にある 自生してるキノコを使ったほうとう屋 に食べに行ったことありますが。

    うどんじゃないんですよね。

    大分の山奥にある だご汁(団子汁)と同じでした。

    たぶん。

    群馬と青森辺りにある郷土料理も同じだと思います。

    また婚活に行ってきます。もう一人暮らしが辛いや。

    • ねいさん、コメントありがとうございます。

      そうですね、だご汁と同じようなものだと思います。
      関東だとすいとんというのがあります。

      婚活がんばってください。
      私は最近時間がなくて動けてないです。