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2009年公開のアニメ映画です。全然知らなかったのですが、私の出身地が舞台になっていると聞いて鑑賞してみました。

制作は、攻殻機動隊シリーズで有名なProduction I.G。主人公のハルカ役は大河女優の綾瀬はるか、ハルカの父役に大森南朋。製作総指揮はフジテレビ新社長の亀山千広。フジテレビ開局50周年記念作品として東宝から配給。と、話題性は十分だったようです。

しかし、公開土日の興行収入が6400万円、全部で約3.6億円と、大コケだったようです。残念。

わざわざ市役所が特設サイトを開設するくらい力を入れていたようでした。『入間市知名度アップ委員会』という担当部署名が泣かせます。と言うかこの映画以外に活動の跡が見られないのが残念です。

ホッタラケの島×入間市 公式WEBサイト

あらすじはこうです。主人公の遥(綾瀬はるか)は女子高生。幼い頃母(戸田菜穂)を亡くし父(大森南朋)と二人暮らし。仕事が忙しい父とすれ違いの生活の中、子供の頃遊んでいた神社を訪れると、不思議な動物に出会います。その動物を追って森の中で発見した不思議な水たまりに手を触れると、見知らぬ世界に引き込まれます。そこは人間がほったらかしにした物でできた「ホッタラケの島」なのでした。

最初に遥が訪れる神社の舞台が「出雲祝神社」。私が生まれ育ったちっぽけな町、埼玉県入間市にあります。

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地図で言うと、この辺りです。西武園遊園地や西武ドームのある狭山湖・多摩湖のすぐそば、狭山丘陵の端っこです。狭山丘陵は「トトロの森」として有名です。


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映画は全編CGで映像のクオリティはハンパないです。作画に2年を費やした大作との看板に偽りはありません。こういうファンタジーな感じは嫌いではありません。どっちかと言うとゲームで自由に動き回れると楽しそう。ファイナルファンタジーⅨとか、こんな雰囲気じゃなかったかな。

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売れなかった理由を考えたんですが、一番の理由はキャラがしょぼいことかなぁとか、思います。遥を始め人間の動きや表情が不自然で全体を通して生理的な違和感を禁じ得ませんでした。あと高校生の遥が妙にスタイルがよくて艶っぽい。

ホッタラケの島の住人達は人間とは別の種で異形の存在なんですが、このキャラがネズミというか、キツネというか、それでいてのっぺりしてて、イマイチかわいくない。小さい子どもが泣くんじゃないかと心配するレベルの気色悪さでした。どんなセンスでデザインしたんだろうか。

そんな感じで、町並とか乗り物とかはクオリティが高いのに、動き回るキャラクター陣がその舞台にマッチしていなくて、雰囲気ぶち壊しでした。

唯一悪くなかったのがコットン。遥が昔お父さんにプレゼントされて大事にしていた羊のぬいぐるみです。いつしかほったらかしにして「ホッタラケの島」送りにした遥を許して、ピンチのときには果敢に助けてくれます。マジ可愛い。

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途中で何度も、もういいかな、と思いながら最後まで見通しました。一応見どころはあって、最後の方でお母さんの手鏡の中で流れるお母さんとの回想シーンはちょっと泣きました。素直に家族っていいなぁと思えます。家族、持ちたいなぁ。

正直言って無理に観ることはないんじゃないかと思います。もっと面白い映画はいっぱいあります。ただ、もし関東近郊にお住まいで、日帰りでトトロの森とか行ってみようかと思うなら、舞台になった神社に寄ってみるのもいいかもしれないと思います。

三井アウトレット入間の近くですから、買い物ついでに足を伸ばしてみるのはいいかもしれません。逆に、ものすごく交通の不便なところなので車以外では無理だと思った方がいいです。

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