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ここしばらくわが家にはテレビ放送を録画する方法がありませんでした。

以前所有していたHDDレコーダーはアナログチューナーしか付いていなくて、地デジ化以降は巨大な文鎮と化していました。書道の趣味もないので数ヶ月後には粗大ゴミとして処分しました。それ以降、わが家にはテレビ放送を録画する方法がなくなりました。

定期的に観るテレビ番組などは「サザエさん」くらいしかないので特に困ることはありませんでした。でも、たまに話題になるワンショットの番組などが外出中で観られなかったりすると、やはり簡単なものでもいいから録画できると便利かもしれないな、と思うようになりました。

調べてみると最近では従来のHDDレコーダーに加えて、HDDを接続すると録画できるテレビとか、録画できる家庭用ゲーム機とか、いろんな製品があることがわかりました。しかし、私の用途は、何かあったときの「転ばぬ先の」的なものなので、Blu-rayもDVDもゲームも要らないし、そのためにテレビを買い替えるのも馬鹿らしい感じがしました。

そんな折に知ったのがソニーコンピュータエンタテインメント(SCE)の出している『nasne(ナスネ) CECH-ZNR1J』。どうやらデジタルチューナーとHDDとNICが付いて、DTCP-IPとかいうプロトコルでTCP/IP経由で録画したテレビ番組が再生できるという製品のようです。ということは、うちのルータの下に繋いでアンテナ線をチューナー引き込めばそれだけでパソコン上でテレビ番組が観れるはず。何て画期的な製品なんでしょう。

ということで仕事帰りにビックロに寄ってキャッシュで購入してやりました。
約1万6000円也。

nasne1

地デジ、BSデジタル、CSデジタルのチューナーが付いて、HDDの容量は500GB。DRモードだと約51時間、3倍モードだと約116時間を録画できます。DRモードとは、Direct Recordingの略で、ハイビジョンをそのままの画質で録画することです。3倍モードは圧縮して長時間録画できるようにすることです。こうしてみると2.2倍くらいにしかならないんですね。

nasne2

開けてみると予想以上にちゃちい筐体でビックリです。付属品はACアダプタとアンテナ用の同軸ケーブルとLANケーブル。一通り揃っています。

オープンな規格っぽいから何とでもなるだろうと思ってちゃんと確認していなかったのですが、意外とDTCP-IP対応の再生ソフトは流通していません。Windowsで再生できるのは『DiXiM Digital TV plus』と『PowerDVD 13 Ultra』くらいしかなさそうでした。どちらも結構なお値段です。

調べてみると、iPadもしくはAndroidのタブレット向けアプリの方が充実しているようでした。結論から言うと『RECOPLA』と『Twonky Beam』をインストールすることで無事にnasneで録画した番組を再生することができました。放送中の番組をリアルタイムで観ることもできました。

RECOPLAはソニーが無料でリリースしているnasneやtorneを管理するアプリです。番組表や録画済み番組が表示されて、再生や録画の指示をすることができます。ただし、このアプリには再生や録画の機能自体は備わっていなくて、録画サービスへのリンクを読んだり、再生アプリを起動するまでしか行いません。

Twonky Beamは実際に再生をするアプリです。単独でも録画された番組を再生したりできますが、RECOPLAの方が操作性はよいです。

さらにSo-netの運営する「CHAN-TORU」にアカウントを作成してnasneを登録することで、インターネット経由で録画予約もできます。外出先で急に観たい番組ができてもスマホなどから簡単に録画予約ができます。

何点か不満な点を挙げると、まず、放送中の番組をリアルタイムで観るときに開始まで若干時間がかかります。また、チャンネルの切り替えが遅いので、一通りチャンネルを一周して面白そうな番組を探すザッピングのような利用には難があると思います。あと、リアルタイム視聴では稀に再生が途切れることがあります。

主に10.1インチのAndroidタブレットで観ているのですが、画面が小さいことの不満は特にありません。パソコンのディスプレイ横に置いて、テレビを流しながらパソコンで作業できるのでむしろ快適です。

あまり期待はしていなかったのですが、普段あまりテレビを観ない人が予備的にテレビ視聴環境を置いておくには悪くない選択肢ではないかと思いました。

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