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正直なことを言えば、最初にニュースを知ったときは少なからずショックを受けました。

 25日午前5時ごろ、岩手県一戸(いちのへ)町平糠の大志田ダムの湖岸で、近くに実家がある小泉光男・岩手県議(56)=盛岡市北山2=がぐったりしているのを、偶然通りかかったいとこが発見、110番した。県警二戸署によると、既に死亡しており、自殺の可能性が高いとみている。小泉県議は、自身のブログが「炎上」したばかりで、同署が関連を調べている。
(岩手県議:小泉氏死亡、自殺か 病院非難でブログ炎上- 毎日jp(毎日新聞))

病院の受付で番号で呼ばれたことに「ここは刑務所か!」と激怒して受付担当を怒鳴りつけ、「診察料を払いに窓口に来てください」と案内されると「お前が取りに来い!」と激怒して未払いで帰宅し、腹の虫が収まらずクレーム電話を掛けた上に責任者が電話に出れないと電話口で激怒し、自身のブログで世に信を問うたら炎上した岩手県議会議員のお話です。

参考:(cache) 俺は刑務所に来たんじゃないぞ。中央病院の責任者!|小泉みつお公式ブログ

6月5日13時に公開した記事が6月7日頃に炎上し、6月9日早朝にはブログの閉鎖を決断します。

(cache) これまでの愛読に感謝の意を表します。|小泉みつお公式ブログ

ブログ削除前に過去の記事をいくつか遡って読みましたが、常態的にこんな感じの不遜な態度で社会と対峙してきた方のようで、人間性に大変疑問を感じました。

2012年5月15日にも同病院で待ち時間の長いことに激怒して受診料を払わずに帰宅していました。

(cache) 大病院と云う処は、まずは短気を治療する場所だった。|小泉みつお公式ブログ

どうも一部ではネットで激しく炎上したことが自殺の原因であるかのような論評をする方もおられます。ネットでの炎上ががきっかけの一つであったとしても、それが直接の原因かのように言うのには大変疑問に思います。というのも、私の記憶ではネット上の炎上は、彼がブログを閉鎖したところで一旦鎮火していたと思うのです。

その後にワイドショー等が報道をしたことで再度炎上し、謝罪会見に追い込まれたと認識しています。私はテレビのワイドショーなどは観ませんけれど、謝罪会見を開いたニュースに触れてワイドショーで取り上げられていたことを知った際には、ずいぶん大事になっているんだな、という感想は持ちました。

私はこんなに派手な炎上を経験したことはありませんが、軽い炎上であっても精神的に堪えるのは理解できます。炎上どころか匿名の見ず知らずの人に突然罵声を浴びせられるだけで背筋が凍る思いをすることも幾度となく経験しています。

それでもネットで閉じた炎上はネットに繋がなければ実生活上の影響はありません。問題はネット上の炎上が実生活に浸食して来ることです。今回で言えばテレビのワイドショーで取り上げられてしまったことで多くの一般人がブログ上の発言を知ることになり、苦情の電話やメール等が殺到することになったようです。身近な人に厳しいことを言われたこともあったのだろうと思います。

でもそれってネットの炎上が原因なんでしょうか?今までもマスコミの突き上げをくらって自ら命を絶った政治家や一般人は数多くいたはずです。マスコミのニュースソースがネット上の動きだったというだけの話ではないのでしょうか。

私はネットの炎上が発端だったとしても、それによってネット上の発言が制限されることには抵抗を覚えます。ネット上でそれなりに激しく炎上しても、ネットの世界に閉じている限りは、多くの一般市民はビックリするくらい認知していません。あなたの周りにStudygiftの炎上騒ぎを覚えている人はどれだけいますか?

「ネットの炎上で人が死ぬことがある」という発想はあまりにも短絡的過ぎる理解で、私にはむしろネットの力を過信した傲慢な考え方のように思えます。

重要なのはネットで起きたことを現実に持ち込まないように、社会全体の総体的なリテラシーを上げて行くことだと思うのです。

端的に言って、私には今回のことは因果応報としか思えません。この一連の不愉快な出来事から教訓を得ようとするならば、自分の周囲に不愉快な人がいたら忠告してあげるべきだし、自分が忠告されることがあれば謙虚に受け入れて反省していくことなのであろうな、と感じました。月並みな話ですけれど。

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