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結婚に際して結婚式を行わない「ナシ婚」が増えているという記事を読みました。

結婚も“選択の時代”へ お金があっても「ナシ婚」を選ぶ20~30代の言い分|ザ・世論~日本人の気持ち~|ダイヤモンド・オンライン

「楽婚」「すぐ婚」「スマ婚」など、格安で簡単に挙式できるウェディングサービスが増えている。結婚式費用をかけたくないカップルや「派手婚」を嫌うカップルたちの需要を汲み取ったサービスだが、「みんなのウェディング」(東京都中央区)が行った「ナシ婚」の調査を見ると、確かに従来通りの結婚式を避けたいカップルが増えていることがわかる。

格安の結婚式をパックにして販売する結婚サービスが増えているとのことで、記事に挙がっていたサイトをざっと斜め読みしてみました。私は結婚話が現実化したことがないのでこの手のサイトをじっくり見るのは初めてだったのですが、一見して「結婚式は女性のモノ」ということがよくわかります。

参考1:格安結婚式は楽婚 挙式・披露宴は120の結婚式場から選べるウェディング

参考2:全国各地の結婚式場をお得に探そう | すぐ婚navi

参考3:【スマ婚】格安結婚式・披露宴・挙式ならスマ婚≪公式≫

こういうサイトを見ていると、もはや自分はこういう土俵には立っていないんだなぁということを見せつけられました。頭ではわかっていたはずでも目の当たりにするとめっちゃへこみますね。新たな発見でした。

さて、記事の終盤ではこのように総括していました。

「みんなのウェディング」では「『将来的にあるかもしれない』と答えた層に『授かり婚』を理由とする方のコメントが多く見られ」たとしている。一方、「予定はない」と答えた人が挙式や披露宴を敬遠する理由は2つで、「お金がかかること」と「自分に注目が集まること」のようだ。「色んな人の式を見てきて、形式的になるのがイヤだった」というコメントもあるが、参列したことのある結婚式の雰囲気によっても、自分が行いたいか行いたくないかは変わるのかもしれない。

敬遠される理由については大変に同意できました。

「お金がかかること」については絶対的な金額の問題ではないのだろうと思います。例えば老後の生活資金とか子供の学費とか、それ以降の支出を考えると、結婚式や披露宴のコストというのは100%純粋な贅沢品と考えられますから、相対的に優先度が低いということなんだろうと思います。だから、きっといくら安いプランを企画したとしても需要が増えることはないんじゃないでしょうか。

実際に自分の懐の中を覗いてみれば、上記のサイトに掲載されたプランとか同年代の既婚の友人などに聞く話で把握できる金額であれば、軽く2,3回は式を挙げるくらいの金はあります。

だからと言って盛大に結婚式挙げるかって言うと、それはないなと感じます。一番の懸念は老後の生活資金です。何歳まで生き続けることになるか不透明な状態で年金がどうなるかも不透明なわけで、わずかな金額でも老後のために貯蓄しておきたいというのが正直なところです。

尊厳死が可能になっていつでも死ねるようになったら生きてるうちに使おうという気になるかもしれませんけれど、とても現世中に実現するとは思えません。

「自分に注目が集まること」についてはどうでしょうね。ぶっちゃけて言えば、現在36歳の自分がこれから結婚したとして、間違いなく人が羨むような状況にはなり得ないでしょう。自分自身が他人の晩婚な結婚式に参加したときのことを思い返してみると、あんな晒し者になるのは勘弁していただきたいなぁと思います。

しかしあの虚飾にまみれた感じはなんなんでしょうか。そりゃ物は言い様というのはわかりますけれど、もうちょっと現実を見て誠実に進行することはできないんでしょうか。化粧や整髪で顔を作り上げて、借り物の豪華な服で飾り付けて、検証しようのない曖昧な美辞麗句で優秀そうな経歴に作り上げて、言ってみれば他人じゃないですか。そんな非実在中年男女の茶番劇に出て何が楽しいんですか?あれで自分自身が祝福されているという実感が持てるんですか?

ちょっと興奮しました。失礼しました。

個人的にもう一つ理由を挙げるなら、披露宴を開いたとしても招待する友人がいないということです。

私はあまり人付き合いが得意でないので、現在的に極めて近しい人間としか通常付き合いを持ちません。言ってみれば同時に複数のコミュニティに属してうまく振る舞うことができません。その結果、例えば学校の卒業とか就職とか転職とか、そういった人生の転機がある度にそれまでの友人とは疎遠になっていきました。

一方で最近は個人情報にセンシティブな時代になってきましたから、職場の同僚はプライベートの連絡先を把握していません。そもそも小さい事業所なので同僚自体が多くないし、あまり好きな人がいないというのもありますけれど。

結局のところ、過去の友人はもう連絡先もよくわからないし、現在の職場の人とか近しい人もプライベートな連絡先はわかりません。結果として家族以外に呼ぶ人がいないということになります。来てくれるかは別として。

そんなわけで、私自身はナシ婚を激しく希望したいと考えています。しかしながら、結婚式は花嫁さんとその両親のためのモノという意識も持っています。もしその段になって、相手が恥ずかしげもなく盛大な挙式を望むのであるならば、やらざるを得ないだろうなぁとも考えています。

できればナシ婚を積極的に希望する女性と知り合えるといいなぁとは思いますが、出会っていきなりそんな話はしづらいし、そんな話をするのは最終的な段階に至ってからのような気がします。逆にどっちに転ぶかわからないのも地味に婚活への足を重くする要因になっているのかもしれません。

そんなあれやこれやを考え出すと、とてもめんどくさくてやってられません。どこかに代理で話をまとめてきてくれる人はいないでしょうか。結婚式1回分くらいの謝礼は払いますよ。

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