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まずは、被害者のご冥福をお祈りします。

三鷹の女子高生刺殺事件はいろいろな意味でショッキングな事件でした。

世間的には、被害者が芸能活動をしているタレントで、有名脚本家の親戚筋だったことが注目を集めました。個人的には、事件現場の三鷹台駅周辺が割りと近所で、ジョギングなどで頻繁に通り掛かる界隈だったことが大きいです。あんな閑静な住宅街で日の出ている間に凶行に及んだというのは個人的に大きな衝撃でした。

とは言っても何しろ一番の衝撃は、犯人が犯行直後に被害者のプライベートな写真や動画を投稿サイトにアップロードして流出させていたことです。

恋愛関係がうまくいかず主に男性が女性の猥褻な画像等を流出させる復讐行為は、いわゆる「リベンジポルノ」と言われ、米国などではすでに大きな問題になっているようです。
参考:CNN.co.jp : 元恋人による「リベンジ・ポルノ」に法規制の動き 米

日本だと元日本テレビのアナウンサーが避妊具を手にした写真が流出した件がありましたけれど、ワイドショーネタで終わってしまった感があります。このような大きな事件では初めてのことだと思いますので、今後注目を集めるかもしれません。

さっそく取り上げている記事も読みました。
参考:リベンジポルノの恐怖 最後に頼れるのは「人をみる目」か

私も流出した画像を見たのですが、予想以上に衝撃的な画像でした。この手の写真って、二人でお楽しみの最中にふざけて撮るような類のものだと思っていました。先程例に挙げた女子アナの件はまさにそういう写真でしたけれど、その延長線上の写真だろうと想像していたのです。

実際に流出している写真はすべて女子高生が鏡に自分の肢体を映して自ら撮影したものでした。いわゆる自撮りというもの。全裸の写真もあるし、股間を殊更に見せつけるような写真もありました。

報道によれば女性は東京住まい、男性は関西住まいの遠距離恋愛であり、フェイスブックで知り合ったそうです。そうすると互いに自分の写真を送り合うというのも理解できないわけではありません。どういう経緯でそんな写真にエスカレートしていったのかはわかりませんが自らの自由意思でそういう写真を撮っているのだけは間違いありません。女性の側もあまりにも軽率に過ぎるように感じました。

「人をみる目」っていうと結局相手が信用できるかどうかって話だと思うんですが、いくら普段は善人でも恋愛事ともなれば、自分を見失ってカッとなってやっちゃうこともあるかもしれないし、何かの操作ミスで流出してしまうこともあるかもしれません。何年か前に台湾あたりの俳優が関係のあった女優との写真が流出して引退に追い込まれた件があったと記憶していますが、あれはパソコンを修理に出したら業者が発見して流出したと言われています。

情報通信技術が進歩するほど、流出の経路も拡散の速度も高度化していきます。あまりに容易に流出することに比べて拡散してしまったときのダメージは計り知れないものがあります。基本的にネットに放出された情報は完全に消去することはできませんから。

結局のところ相手がどんな人間であろうとも、撮らない、撮らせないというのが最大にして唯一の防御策だと思います。

撮らない、撮らせないって、言うのは簡単だし、本人たちもそんなこと言われなくてもわかってるって感じるかもしれません。でも、頭ではわかっていても雰囲気に流されてバカなことをしてしまうのが人間というものです。そういうときに毅然とした態度を取れるようにするために、実感として大変なことになることを理解しておくことが重要だと思うのです。

この国ではこの手の話題は教育的な配慮なのか何なのか知りませんが、極力子どもたちの目に触れないようにします。でも、大人たちがあーだこーだ言っても仕方ないと思うんですよね。実際にバカなことをやるのは子どもたちなんだし、子どもたち自身が危険性を認識するために、こんなバカなことやるとこんな酷いことになるんだよ、っていうのを実例として学んでもらうようにするのがいいと思うのです。

言わずもがなですが、個人や遺族の名誉には配慮していろいろマスクする必要はあるでしょう。正直言ってどういう場で見せるべきかはわかりません。学校で女子だけ集めてって言うのは容易に思い付くけれど、本当は家庭内でこういう話ができると一番いいんでしょうね、きっと。


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