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One voice Campaign インターネット選挙運動解禁へ向けて

現在の公職選挙法では選挙期間中のインターネットでの情報発信は禁止されています(第142条第1項)。

(文書図画の頒布)
第百四十二条  衆議院(比例代表選出)議員の選挙以外の選挙においては、選挙運動のために使用する文書図画は、次の各号に規定する通常葉書並びに第一号から第三号まで及び第五号から第七号までに規定するビラのほかは、頒布することができない。この場合において、ビラについては、散布することができない。
一  衆議院(小選挙区選出)議員の選挙にあつては、候補者一人について、通常葉書 三万五千枚、当該選挙に関する事務を管理する選挙管理委員会に届け出た二種類以内のビラ 七万枚
(後略)

インターネット上での情報発信が「選挙運動のために使用する文書図画」に該当して、かつ通常葉書でもビラでもない、ということによる解釈なわけです。(後略部分には7号まで掲げられていますが、いずれも枚数の違いだけです。)いわゆるオプトイン形式の立法ぶりになっていて、許されていないこと以外はすべて違法ということになっています。

以前、どこだかの議員が当選確実が出た際にtwitterで「当選確実なう」とつぶやいて批判を受けたこともありましたね。(「当選確実なう」 Twitter議員がつぶやく – ITmedia ニュース

当時から「何じゃそりゃ」と思ったわけです。「くだらねぇ」と。

私は普段テレビをほとんど観ません。大体週に2時間くらいです。新聞もここ10年近く取っていません。でも、多くの政治家のtwitterやブログでの発言は見聞きしています。政治には人一倍興味を持っているし、国地方関わらず欠かさず投票に行くようにしています。

それでも毎回投票所に掲げられた選挙ポスターを前にして考えるわけです。「誰に投票しようか」と。平日の日中に地元と離れて仕事をしている人がほとんどだと思います。夜中に選挙活動をするのは逆効果になりやすいですから、仕事が終わって地元に帰る頃には選挙活動をしている候補者を目にすることもないわけです。だから、投票当日になって改めて候補者の一覧を見ると考えてしまうわけです。「誰に投票しようか」と。

テレビも新聞も目にせずネットからの情報収集をメインにして生活していると、正直な話、選挙が近付くと急激に政治関連の情報が目に入り難くなります。選挙によって公示日から投票日までの期間が異なりますから、いつが投票日かさえ怪しくなってくるのです。

私たちはもっと、候補者が何を考えているのかを知りたい。ちゃんとした政治家に投票したいのです。名前や経歴だけで投票する人を決めたくはありません。選挙がいつ行われているのかを忘れたくないのです。

個人的には、わが国の現在抱える問題を考えれば2009年夏の段階とは大きく状況は変わっていますので、速やかに解散総選挙を行うべきだと考えています。でもこの状況で総選挙になっても、また2009年夏と同じ過ちを繰り返す気がしてなりません。まずは選挙制度の改革をして欲しい。

その思いからOne Voice Campaignに参加することにしました。Facebookでいいね!をし、このブログにバナーを貼りました。

このOne Voice Campaignは、こう言ってはなんですが、かなり緩い活動のように見えます。ゴールだけは定まっていますがその為の方法論も読み取れません。オピニオンリーダーが誰なのかもよく見えません。参加してこれから先に自分が何をできるのかもよくわかりません。

まぁそれはそれでいいと思うのです。「ネット上での選挙運動解禁」という目的が掲げられていて、賛同の意思を提示する手段がそこにあるだけで、物事を一歩進める力はあるのではないでしょうか。

このOne Voice Campaignに限らず、特にネット界隈では実際に行動しようという動きが見えるようになってきたように思います。今度は政治家の皆さんがこれに答えるターンだと思っています。

期待しています。

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