スポンサードリンク

先日気まぐれに『のび太と恐竜2006』を観て以来、映画ドラえもんがマイブーム(死後)になっています。

今回は2011年公開の『新・のび太と鉄人兵団』を観ました。

tetsujin1

旧作は1986年公開の第7作で興行収入12億5000万円。今作は24億6000万円と倍増していますが、前年の『のび太の人魚大海戦』は31億6000万円、翌年の『のび太と奇跡の島』は36億2000万円であることを考えると、あまり興行的に成功した作品ではないと言えるかもしれません。

以下、ネタばれ満載で感想など。思い出しながら書いているんで間違ってるところもあるかもしれませんので、あしからず。

ひょんなことから不思議な青いボールを手に入れたのび太の下に巨大ロボットの部品が集まって来ます。ドラえもんの「おざしき釣り堀」と「逆世界入りこみオイル」で作った鏡の世界で巨大ロボットを完成させます。青いボールは巨大ロボットの「頭脳」だったのです。

tetsujin2

ドラえもんの命名でザンダクロスと名付けられた巨大ロボットは、地球制服を企むメカトピア星から送り込まれた斥候ロボットでした。

密かにメカトピア星から地球に潜入していた鉄人兵団は鏡の世界に前線基地を築いていました。鉄人兵団に襲われるのび太たち。

tetsujin3

のび太たちはザンダクロスに組み込まれなかった頭脳部品を発見し、鉄人兵団に関する情報を入手しようと対話を求めますが、お話になりません。少しでも歩み寄るために「おはなしボックス」でひよこの姿に変身させ、ピッポと名付けました。

一方、ザンダクロスと共に地球に潜入し鉄人兵団を導く使命を負った少女型サイボーグ・リルルは、ザンダクロスが引き起こした爆発で半壊となっていました。

偶然に鏡の世界に入り込んだしずかちゃんは、これまた偶然に瀕死のリルルを発見。鏡の世界の自宅に連れ帰り介抱することになります。

tetsujin4

鉄人兵団とのび太たちとの小競り合いは続き、リルルとピッポは自らの使命とのび太たちとの友情の間で揺れ動きます。

のび太たちは鉄人兵団を鏡の世界に誘いこみ迎え撃つことを決心します。のび太たちと行動を共にし心を開いていたピッポはのび太と戦いたくないと共に泣きます。

tetsujin5

鏡の世界で鉄人兵団と戦うのび太たち。しかし鉄人兵団の兵力は圧倒的で次第に押され始めます。

一方しずかちゃんはメカトピアで最初のロボットを作った博士の下へタイムマシンで向かいます。

しずかちゃんの話を聞いた博士はロボットに「温かい心」を組み込むことで事態が改善できると判断し作業を開始します。しかし、高齢の博士は作業途中で倒れてしまいます。

作業を受け継いだリルルはロボットに温かい心を組み込むことに成功します。しかし、過去を変えたことでリルルは存在しなかったことになってしまい、消滅してしまいます。

tetsujin6

地球の危機を救ったのび太たちですが、リルルとピッポを失った喪失感から無気力となっていました。しかし、教室の窓の外を姿かたちの変わったリルルとピッポと思しきロボットたちが通り過ぎるところに遭遇。元気を取り戻すのでした。

tetsujin7

めでたし、めでたし。

ストーリー展開もあまり難しくなく、展開としてはベタな面も否めませんが、1986年当時の脚本と考えると、むしろその完成度に感心します。

男の子にはロボット物は受け入れられやすいだろうし、しずかちゃんも活躍するので女の子受けもよさそうです。

独り者の私が言うのもなんですが、安心して子どもに観させられる良作だと思いました。

興行収入が振るわなかったのは、親世代が昔観たから気が進まなかった面とかもあるんでしょうか。全般的にリメイク作は伸びない傾向はあるようです。

この映画、主題歌をなんか聞いたことあったなと思ったら、Bump of Chickenの『友達の唄』というそうです。CDとか買わないんでよく知らなかったんですが、良い曲ですね。


関連記事

『のび太の恐竜2006』渡辺歩(監督)

LINEで送る
Pocket