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今や世界中の注目を集めるアップル対サムスンの特許紛争ですが、東京地裁でも判決が下されました。

スマホ:東京地裁はサムスンが勝訴…アップルとの特許訴訟- 毎日jp(毎日新聞)
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判決文が公開されていないので何が争われていたのか報道を見るしかありません。ざっと見回してみたところ、どうやら一番詳しく報じているのは朝鮮日報のようです。さすがは本国ですね。

サムスン・アップル訴訟、東京地裁できょう中間判決
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朝鮮日報の記事によるとアップルがサムスンを提訴している対象の特許は2件あるようです。

特許第4204977号(特表2005-507130号公報)
【発明の名称】メディアプレーヤーのためのインテリジェントなシンクロ操作

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特許第4743919号(特表2010-515978号公報)
【発明の名称】タッチスクリーンディスプレイにおけるリストのスクローリング、ドキュメントの並進移動、スケーリング及び回転

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今回は1件目のみに対する中間判決で、2件目のいわゆる『バウンスバック特許』についての判断はこれからになるようです。また、朝鮮日報の記事によればサムスンがアップルを訴えた訴訟についてもこれからということで、まだまだ序の口という感じです。

そもそも今回判断が下された特許第4204977号は出願日が2002年10月17日で(iPhoneではなく)iPod関連の特許なんですよね。先日米国で判断が下された訴訟でも対象となっていない技術です。いろいろと注目を集めているのはわかるんですが、重要なところを曖昧にしたまま無駄に煽るような報道をする日本のマスコミの姿勢にはうんざりします。

先日、Wall Street Journalが掲載していた米国でアップルとサムスンが何を争っているのかまとめた図を見付けたので記事にしたんですが、上で引用した毎日新聞の図と比較すると日米の新聞社のレベルの差が歴然としてがっくりきます。

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まだまだ各国で第一審判決が出始めたばかりで、結論もまちまちですけれど、私たちユーザにとって不便なことにだけはならないように両社および各国の司法機関には配慮してもらいたいなと思う次第です。


※追記(2012/9/6 16:30)
判決文が公開されたようです。→平成23(ワ)27941 損害賠償請求事件 特許権 民事訴訟 / 平成24年08月31日 東京地方裁判所

朝鮮日報の記事では中間判決になってましたが、終局判決でしたね。お詫びして訂正します。


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