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2014年2月9日(日)は猪瀬直樹前東京都知事の辞任に伴う東京都知事選挙の投開票日でした。

結果は以下のとおりです。

順位 候補者名 得票数 当落
1 ますぞえ 要一 2,112,979
2 宇都宮 けんじ 982,595 ×
3 細川 護熙 956,063 ×
4 田母神 としお 610,865 ×
5 家入 かずま 88,936 ×
6 ドクター・ 中松 64,774 ×
7 マック 赤坂 15,070 ×
8 鈴木 たつお 12,684 ×
9 中川 智晴 4,352 ×
10 五十嵐 政一 3,911 ×
11 ひめじ けんじ 3,727 ×
12 ないとう ひさお 3,575 ×
13 金子 博 3,398 ×
14 松山 親憲 2,968 ×
15 根上 隆 1,904 ×
16 酒向 英一 1,297 ×

出典:平成26年 東京都知事選挙 開票結果※筆者並べ替え、小数点以下四捨五入

舛添要一元厚生労働大臣の圧勝でした。ご当選おめでとうございます。

投票率は46.14%でした。衆議院選挙と同日実施だった前回2012年(62.60%)より16.46ポイント低く、単独実施だった前々回2011年(57.80%)と比較しても10ポイント以上低い結果となりました。酷いですね。

低投票率の直接的な原因は、前日2月8日に日本列島を襲った大雪です。東京では45年ぶりに積雪27cmを計測しました。わが家は投票所の小学校まで徒歩3分ほどなので特に苦にもなりませんでしたが、多摩の山間の地域では除雪作業により投票開始が遅れたり、開票所へ確実に投票箱を届けるために投票終了を早めたりした投票所もあったようです。

投票率が低ければ組織票を固めた候補者が有利になるのは常識ですから、週末に大雪の予報が出た段階で、自民公明の推薦を受けている舛添さんの当選はほぼ間違いのない状態でした。それを理解して投票に行かなかった層も多いのではないかと想像しています。

舛添さんは、人間性には問題が多そうなことは確かなようですが、最も無難な候補者だったのだろうと思います。個人的には、何より彼個人が思い入れのある政策がなさそうに見えるのがよいのではないかと考えています。

私は、何か一つの政策に拘泥するあまり、他の政策が停滞することは好ましくないと考えています。例えば、猪瀬前知事がオリンピック招致に掛かりっきりになったような事態だけは避けていただきたいのです。

そういう意味で、舛添さんは無難な結果なのではないかと思いました。

今回の選挙戦で一番驚愕したのは、朝日新聞の出口調査で田母神さんが20代30代の若い世代で強い支持を集めていたことでした。私も一度街頭演説に出くわしたことがありますが、かなり熱狂的な声援を集めていました。

予想以上に若い世代を中心とした右傾化が進行していることが可視化されており非常に興味深いです。今後も注視すべきかもしれません。

asahi
舛添氏、高齢層から圧倒的な支持 都知事選出口調査分析:朝日新聞デジタル

細川さんについてはあまりにも旬が過ぎた人感が強かったように思えます。いくつかのインタビューで不可解な言動も多く、政治家以前に一般人としての知力の衰えが致命的な水準だったように思えます。

家入一真さんの得票数は判断の難しいところです。ネット以外の知名度は皆無であり、選挙活動もほぼネット上のみでした。ネット系メディアを中心にかなりネット上では注目を浴びていました。

8万8千票という結果は、ネット上の盛り上がりを横目に見ていると「そんなもんしか取れないのか」という印象ではありますが、他の泡沫候補と比較すると、ドクター中松を抑えての5位というのは十分に健闘した結果のようにも思えます。

ネット選挙が解禁されたのが昨年ですから、このような選挙活動が実現したこと自体が評価されるべきことかと思います。今後も二番煎じの候補者が後を絶たないと思われますが、今回の得票数が一つのメルクマールになるのではないでしょうか。

しかしまぁ何にしても、17日間の選挙期間は長すぎます。私は職場が繁華街の雑居ビルなので日中の選挙カーには悩まされました。これで解放されると思うとそれだけで晴れやかな気分であります。


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