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父親が死んでから葬儀までにやったことを備忘録的にまとめておきます。母親が死んだときも同じことをするんだなぁと思うとぞっとします。

ちなみに今回のケースでは、亡くなったのはほぼ後期高齢者の無職男性で、妻と二人暮らしでした。健康状態には問題がなく、本人も予測しなかったであろう急な死でした。亡くなったのは救急搬送先の病院です。

現役世代であったり、独居だったり、いわゆる終活準備が完了していたり、それぞれの事情で相当変わると思います。参考までになさってください。

初日(亡くなった日)

葬儀屋を選ぶ

基本的に病院には遺体を置いておけません。すぐに葬儀屋を決めて引き取りにこさせろと言われます。

その場で駅前に式場を持っている葬儀屋を検索して、あまり深く検討する間もなく連絡をしました。

ほとんどの葬儀屋は24時間受付のフリーダイヤルを持っているようです。私の場合、亡くなったのは午前3時過ぎでしたが普通に連絡できました。

遺体を安置する

葬儀屋がすぐに遺体搬送用車両で迎えに来てくれます。このとき、遺体を式場の安置所に置いておくか、自宅へ連れて帰るかを尋ねられます。

何となくこのまま一度も家に帰れないまま焼いてしまうのは気の毒だったので、自宅へ連れ帰ることにしました。

近所の人たちがお焼香を上げに来てくれたりするので、それなりに近所付き合いがある地域であれば、絶対に自宅に連れ帰るべきです。

葬儀屋が簡易な祭壇とか持って来てくれるので、初めてのお焼香を上げましょう。宗派がわかっていれば作法なども教えてくれます。

遺族親族へ第一報を入れる

看取れなかった遺族や親族には時間は気にせず第一報を入れましょう。多くの場合はいよいよ危ないとなったときに連絡をしていると思いますので、結果をいち早く教えてあげるべきでしょう。

簡単に「さっき死んだ。日取りが決まったら連絡する。」のみでよいです。

職場へ連絡する

平日の営業時間になったら自分の職場に連絡しましょう。決まっていることがあればそのまま伝えればよいです。何も決まってなくても「親が死んだのでしばらく休む。日取り等が決まったら連絡する。」くらいは言っておくべきです。

ちゃんとした会社なら忌引きの日数とか花をどうするか人手はいるかなどなどいろいろ聞いてくることでしょう。

ちなみに親の死亡の場合は忌引きは7日(休日含む)が多いみたいですね。サンプル数は少ないですが。

葬儀屋と打ち合わせ(日取り等)

葬儀屋が式場や火葬場の空き状況を確認して来てくれるので、日取りを決めます。そんなに間を開けるわけにいかないので、選択肢はそんなに多くありません。

このときに通夜までに決めなければいけないことについての説明も受けます。きっちりメモ取りながら聞かないとわからなくなっちゃうので気をつけましょう。

死亡届を提出する

役所に死亡届を出さないと埋葬許可証が下りず、火葬ができません。病院で亡くなれば医者が死亡診断書を書いてくれます。死亡届は死亡診断書と一枚綴りになっています。

私の場合は葬儀屋が役所に死亡届を提出しに行ってくれました。彼らとしても許可証がなくて式が滞ると困るから遺族任せにできないのかもしれません。

死亡届のコピーを取る

死亡届は、戸籍謄本に死亡(除籍)が記載されるまで、本人の死亡を証明する書類として求められることが多いです。

私の場合は、国民健康保険の葬祭費の請求、遺族年金の請求、生命保険の請求などで必要でした。

多くのコンビニではコピー機にスキャナが付いていますので、pdfで保存しておいて必要に応じて印刷するようにするとよいでしょう。

二日目

遺族親族、勤め先などへ日取りを連絡する

日取りが決まったので連絡しておきましょう。精進落としの人数に関係してくるので、火葬場へ来てもらえる人の人数を把握しておきます。

基本的に火葬場へ来てもらう人は遺族側で指名するようです。

故人の友人関係へ連絡する

わかる範囲で友人関係へ連絡します。どこまで連絡するかは非常に難しい判断です。連絡先を見つけるのも結構大変です。

会葬品や引き物の数も決める必要があるのでどれくらい来れそうかをそれとなく探っておく必要があります。

ご臨終から通夜までの間に一番時間を取られるのがこれです。

家に来る焼香客を相手する

式場が遠かったりすると近所の人が焼香を上げに来ますので応対します。

特に故人がお年寄りだと近所の人なども同じくらいお年寄りなので、通夜のために家を出るのが辛かったりするようです。

わが家の場合は特に大雪のさなかだったため、通夜の参列者寄りもうちに焼香上げに来た人の方が倍くらい多かったです。

葬儀屋と打ち合わせ(詳細)

大体の日取りは決まっていますので、料理の種類や人数とか、供花の数や順番とか、細かい内容を詰めます。

これが決まれば後はやるだけです。

挨拶を決める

通夜から葬儀の間に数回、遺族親族の挨拶が求められます。通夜の後の お斎(おとき)の席、出棺の挨拶、精進落としの席が一般的のようです。わが家は通夜の冒頭に読経を一旦止めて挨拶をさせてもらいました。

基本的には喪主が話しますが、すべて同じ喪主がやるのも芸がないので遺族の中で分担することも多いようです。もし血縁の近い親族に挨拶を頼むのであれば、早めに交渉するとよいでしょう。ちなみに私は叔父に一つ挨拶を頼んだのですが断られました。

参考までに、わが家はこのようになりました。

  • 通夜の冒頭:喪主(長男)
  • お斎(おとき)の席:妻
  • 出棺の挨拶:次男
  • 精進落としの席:喪主(長男)

通夜当日

納棺

文字通り遺体を棺へ詰めます。家でやってもよいし、式場でやってもいいです。家でやる場合は棺桶の搬入等が発生するので相当広い家じゃないと厳しいでしょう。わが家は搬入搬出ルートが取れそうになかったので式場で納棺としました。

式場で納棺をするなら、通夜の少し前にやることにすれば、親族も納棺に立ち会えるので都合がよいと思います。

臨終に立ち会っていない親族などは、はっきりと遺体を目の当たりにする最初の機会なので、やはり衝撃的なようです。結構盛り上がる場面です。

通夜

特に説明は不要かと思います。道士がお経を読んで、遺族、親族、一般客の順で焼香します。

すべて葬儀屋が取り仕切ってくれるので、言われるがままにやることをやればよいです。

お斎の席

通夜の後、親族などが揃って食事をします。臨終に立ち会った人間は貴重なので、何度も同じ話をさせられます。

あとは、今何やってんだとか、早く結婚しろとか、お決まりのトークが繰り広げられます。

線香番

通夜の晩から葬儀の朝まで線香が尽きないように式場に泊まり込んで見守るのが線香番です。ほとんど眠れませんので若い男性が受け持つことが通常です。

仮眠を取りながらやれるように複数人で担当するとよいでしょう。

ただし、最近は12時間燃える線香とか5時間燃えるロウソクとか出回っているので、線香番自体を置かない場合もあるみたいです。

わが家もオリンピックを観ながら飲んだくれていただけで、いつ寝たのかも記憶にないくらいです。

葬儀当日

葬儀告別式

通夜と同様に道士と葬儀屋の流れに任せ、言われるがまま言われた通りのことをすれば、基本的に何も問題がありません。

初七日の法要も同時に行うことが通常です。葬儀用の読経が30分、初七日用が15分、計45分間の読経を聞かされます。

すべて終わると棺桶に花を詰めて完全に蓋をします。故人の姿を見られるの最後の機会です。最期の姿を目に焼き付けておきましょう。

火葬場

ほとんどやることありません。好きな飲み物をいただきながら親族と近況などを話しながらひたすら待ちます。約一時間ほどで焼けます。

やはり親が骨になって目の前に出てくるとインパクトがありますね。と言っても言われないとそれが親の骨とはわかりません。病気などで骨が形を残さないこともあるようです。そうなるとショックが大きいのかもしれません。

精進落とし

式場に戻って会食します。線香番をしていると猛烈に眠くなります。故人を偲びながらおいしくいただきましょう。

以上で葬儀告別式は終了です。お疲れさまでした。

まとめ

基本的には準備や進行は葬儀屋が何でもきっちりやってくれます。遺族は聞かれたことを決めるだけです。

一番の仕事は、故人の友人関係を調べて連絡し、どれくらいが通夜もしくは葬儀に来てくれるのか、人数を把握することです。これが食事の数や会葬品、引き物などの数に影響しますのでじっくり考えて決めるとよいです。

遺族はやることが多くて、故人を偲ぶなどと言う余裕はありません。かつては葬式に「泣き女」を頼んで涙を誘うように仕掛けるようですけれど、そうでもしないと遺族は涙一つ流す暇もないと思いました。

何にしても故人に対して最後にやれる孝行ですから、精いっぱいのことをやってあげましょう。


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