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気がつけば2013年度も残すところあと一週間になっていました。4月になると平成25年度の弁理士試験に合格された方々が登録できるようになります。昔閉鎖したブログに登録手続きをまとめた記事があったのを思い出しましたので一部編集して再掲します。

今年登録する方には情報遅すぎでしょうが、公開しておけば誰かの役に立つかもしれません。2012年頃の情報ですので変更されていたらごめんなさい。

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弁理士登録申請に必要な物件は以下の13件です。

  1. 弁理士登録申請書
  2. 登録免許税領収証書
  3. 住民票
  4. 弁理士となる資格を有することを証する書面(1)
  5. 弁理士となる資格を有することを証する書面(2)
  6. 勤務証明書
  7. 誓約書
  8. 身分証明書
  9. 登記されていないことの証明書
  10. 履歴書
  11. 写真
  12. 会費納付方法確認のお願い
  13. 弁理士登録料、1月分の会費

弁理士登録申請書・誓約書・履歴書」は弁理士会からもらったものを記入例に従ってそのまま書けばよいです。

年齢はすべて満年齢で書く必要があります。つまり今年の誕生日前に提出する場合には1歳足して記入します。

住所は住民票記載のものとそっくり同じでないといけないとの噂があるようです。私はそのように記入したのでそうしなかったときに拒絶されるかは不明です。

勤務証明書・会費納付方法確認のお願い」は事務所もしくは企業に勤務している人は用意してもらう必要があります。いきなり独立する人はどこにも勤務していませんので勤務証明書は当然不要です。

登録免許税領収証書」は弁理士会からもらった金額入りの振り込み用紙で支払います。私の場合は事務所の人が振り込んできてくれたのでどこで払えるのかわかりません。振り込み用紙で確認できるでしょう、たぶん。振り込んだ原紙は弁理士登録申請書に貼りつけるので捨ててはいけません。

住民票」はお住まいの役所で発行してもらいます。当時は世田谷区在住でしたが、土曜日も自動発行機が使えるのでとても便利でした。

弁理士となる資格を有することを証する書面(1)」は典型的には弁理士試験の合格証書のコピーです。「弁理士となる資格を有することを証する書面(2)」は典型的には実務修習の修了証のコピーです。弁護士の人や審査官の人は他の書類があるのだと思います。登録の手引きをご参照ください。

写真」は縦11.5cm、横8cmの手札型。通常の証明写真と比べると相当でかいです。手近にあるもので一番大きさが近いのを調べたら、Nintendo DS Liteでした。写真屋に行って「ちょっと特殊な大きさみたいなんだけど。。」と伝えたら、「そんなの普通の写真屋ならできて当然だ」と一笑に付されました。なので、町の写真屋さんで普通に撮ってもらえます。

さて、一番の難関は「身分証明書」と「登記されていないことの証明書」です。

身分証明書」は本籍地の市区町村の役所で発行してもらいます。これは、禁治産・準禁治産・後見登記・破産宣告・破産手続開始決定を受けていないことを証明する書面です。「登記されていないことの証明書」は法務局で発行してもらいます。これは、成年被後見人・被保佐人等に該当しないことを証明する書面です。

ちょっと民法の知識があればわかると思いますが、禁治産と成年被後見人、準禁治産と被保佐人は法改正で呼び方が変わっただけで同じ状態を意味しています。

法改正前は市区町村の戸籍上で管理していましたが、法改正後は法務局に登記することで管理するように変更されています。つまり、法改正のあった平成12年3月31日までの記録は市区町村しか持っていないし、平成12年4月1日以降の記録は法務局にしかありません。

まとめると、その人が禁治産者(成年被後見人)や準禁治産者(被保佐人)でないことを証明する為には、

  • ”平成12年3月31日までに登記されていないこと”を「身分証明書」によって証明
  • ”平成12年4月1日以降登記されていないこと”を「登記されていないことの証明書」によって証明

という2通が必要になるわけです。めんどくさいですね。詳しくは、東京法務局HPにある成年後見登記の説明をご参照ください。

身分証明書」「登記されていないことの証明書」はそれぞれの役所に取りに行くのが基本ですが、郵送による取り寄せもできるようになっています。「身分証明書」は市区町村によって対応が異なるかもしれません。私が取得したのは本籍のある埼玉県入間市でしたが、問題なく郵送で取得することができました。「登記されていないことの証明書」は住所地の管轄である東京法務局に申請しました。

「身分証明書」の申請に必要な物件は以下の4件です。これは埼玉県入間市の例であることにご注意ください。市区町村によって手続きが違う可能性があります。ご参考までに。

  1. 諸証明申請書
  2. 定額小為替(1通200円)
  3. 本人確認書類のコピー(免許・パスポートなど)
  4. 返信用封筒

定額小為替はゆうちょ銀行で購入しなければいけません。土日夜間は窓口が開いていないので注意が必要です。

「登記されていないことの証明書」の申請に必要な物件は以下の4件です。これは東京法務局の例です。

  1. 登記されていないことの証明申請書
  2. 収入印紙(1通300円)
  3. 本人確認書類のコピー(免許・パスポートなど)
  4. 返信用封筒

収入印紙は郵便局で購入できます。郵便局は24時間開いてる局があるから助かります。

詳細は法務省HPをご参照ください。申請書もここからPDFで入手できます。

参考:法務省:登記されていないことの証明申請(後見登記等ファイル用)

ちなみに返信用封筒を速達にすることもできます。具体的には速達料金270円+郵便料金80円=350円分の切手を貼って、封筒の郵便番号欄の上に赤線を引きます。
詳細は郵便局HPをご参照ください。

参考:速達 – 日本郵便

いずれの書面も3営業日ほどで準備してもらえました。週末に申請書を送っておけば水曜日くらいにはお手元に届くのではないでしょうか。

履歴書」は通常通り一般常識に従って記載すればよいです。一点、私が実際に間違ったか所があったのでご参考までに記しておきます。

履歴書には弁理士試験の合格年と実務修習の合格年を書く欄があるのですが、私は実務修習の合格年を弁理士試験の合格年と一緒に記載していました。「平成25年 弁理士試験合格」「平成25年 実務修習合格」といった具合。でも、実務修習が修了するのは通常翌年の3月になりますから、上記の例では正しくは「平成25年 弁理士試験合格」「平成26年 実務修習合格」と書かなければいけません。言われてみれば当然としかいいようがないですが。

準備する書類については以上です。あとは書類一式を虎ノ門の日本弁理士会へ提出すれば手続は修了です。翌週水曜日に弁理士会の執行役員会で審査が行われ、翌木曜日に登録が行われます。

これにて晴れて弁理士デビューです。おめでとうございます。

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