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言うほど高所得でもないのですが、言葉のあやというやつです。というのも、こういう記事を読んだからです。

参照:低所得の私はパラサイトシングルが羨ましいと思っている – 能面ヅラ美

36歳で一人暮らしをしている自称低所得の筆者が以前の同僚で実家暮らしをしていた女性に対して金銭面での余裕が羨ましかったと述懐しています。

彼女を見下してはいないつもりだが、嫉妬心はあった。私が「ガス代を節約したい」という話を周りとしていた時、彼女が「すごいね、私そういう事全然分からない」と素直に言った。それを聞いて私は「だからパラサイトは…」と心の中で呟いた。やっぱり嫉妬心から少し見下していたのかもしれない。

そんな思いからか、男性と出会いがあっても実家暮らしだと分かると、何か事情が無ければ敬遠したくなる。

出典:低所得の私はパラサイトシングルが羨ましいと思っている – 能面ヅラ美

この感覚はとてもよくわかります。

私は就職して実家を出てから15年間ずっと一人暮らしをして来ました。幸いにして平均以上の所得がありますし、元々ドケチなので光熱費も高くありません。だから、ガス代を節約する必要に迫られた経験がありません。

そんな私でも実家暮らしの人に対して良い印象を持っていませんでした。主に婚活女性に対してですけれど。見下していたと言ってもよいと思います。

だいぶ数をこなしてきた結果、無理な感じの女性のパターンが見えて来た気がします。あんまりレッテル貼りみたいなことはしたくないんですが、ざっくり言ってこういう属性の女性は無理です。

「30代で実家暮らし」

出典:30代で実家暮らしの女性とは付き合えないです、まじ無理 | やめたいときは やめるといい。

そんな私ですが現在は実家で母と二人暮らしをしています。最近父が亡くなって母が実家で一人になってしまったことが発端でした。

母の収入は、父の遺族年金、自身の厚生年金、国民年金、父から相続した株の配当などで年間230万円ほどになります。私も母も金のかかる趣味もないし年のせいで小食ですから、二人が暮らしていくに母の収入だけでも十分すぎる金額です。

私は生活費をいくらか入れようかという話をしましたが、母は受け取ろうとしませんでした。自分の年金で生活に困ることはないし、貯金してもいずれ相続されるんだから何かのときのために自分で持っていなさい、というわけです。考えようによっては生前贈与と同じ効果になります。賢い方法だと思います。

さて、こういう状況ってパラサイトシングルと言えるんだろうかと思って、ちょっと辞書を調べてみました。

学卒後も親に基本的生活を依存しながらリッチに生活を送る未婚者。まるで親を宿主として寄生(パラサイト)しているように見えることから、1997年に山田昌弘(筆者)が使い始めた言葉である。親に家事を任せ、収入の大半を小遣いに充てることができ、時間的・経済的に豊かな生活を送っている。また、結婚すると生活水準が下がることから、結婚への動機づけが弱まる。

出典:パラサイト・シングル とは – コトバンク

この定義によれば、学校を卒業してから一度も実家を出ることなく親と生活することのようなので、私の場合は当たらないような感じがします。結婚願望も十分すぎるほどあります。母と同居するようになって、さらに結婚願望は強くなっているくらいです。

確かに私は実家で親と同居することで金銭面では非常に有利になりました。ざっくり言って一人暮らしのときと比べて月15万円は浮くはずです。

でも近い将来のことを考えると、浮いた金がお小遣いになるなんてことは考えられません。うちは築40年を超える木造住宅ですから水回りを中心にかなり老朽化が進んでいます。今後母が本格的に老後を迎えればバリアフリー化も含めて建て替えは必須になってくるでしょう。母が介護が必要な体になればその世話は私がするのが当然の流れです。そのための費用も準備しなければいけません。

建て替えるにしても私が今後自分の家族を持つことがあるかどうかで建て替えの仕様は大きくぶれます。二世帯住宅もあり得るし、近所に別の家を持ち、実家は平屋などの一人で暮らしやすい家にすることも考えられます。私がこのまま独身でい続け、二人暮らしが続くなら二階建てを維持するべきでしょう。

いろいろ考えることはありますが、一番困るのは周辺に同じような境遇の人がほとんどいないことです。どういう選択が最適であるのかは自ら人柱となってトライアンドエラーを繰り返すしかないでしょう。

私は思うのですが、パラサイトシングルが羨ましいなんて言えるのは30代前半までです。それ以降になれば実家で暮らすことは自分一人の身ではなく親の老後も背負うことを意味します。この超高齢化社会では、ある程度先が予見できる子育てと違って、終わりの見えない生活です。

もし一人の気楽な生活を維持したいのであれば、目先の収支のために親と同居するのは危険だと思います。特に所得の低い人は共倒れもあり得るでしょう。結局のところ、どのような人生にもリスクは付いて回るものです。自分の人生の不満は自分の生活を改善することで克服すべきだし、他人の生活を羨んでも時間の無駄でしょう。

なんにしても後悔のない生き方をしたいものです。そのためには他人の生活に嫉妬するが故に判断を誤るのだけは避けたいところです。


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