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2014年3月11日、「特許法等の一部を改正する法律案」が閣議決定されました。

本日、「特許法等の一部を改正する法律案」が閣議決定されました。
それを受け、本法案を第186回通常国会に提出します。
本法案は、国際調和を図りつつ、地域の経済や雇用を支える中小企業・小規模事業者にとっても一層使いやすい知的財産制度を構築することを目的としています。

出典:「特許法等の一部を改正する法律案」が閣議決定されました(METI/経済産業省)

主な改正内容は、特許法で付与後異議申立制度の復活、意匠法でハーグ協定加盟のための特則の整備、商標法で新しいタイプの商標の追加や地域団体商標の主体の拡大などです。詳細は上記の経済産業省のリリースに資料がアップされていますので参照ください。

個人的には極めて妥当な法改正であり、新しい商標などは諸外国と比べて数年遅れていますから今更感が強い内容です。むしろ画像デザインの拡大をはじめ新しいタイプの意匠を盛り込めなかった失望感の方が強いです。意匠の保護範囲が諸外国と比べてかなり狭い状態で、ハーグ協定に加盟して国際登録を利用可能にするのはかなり片手落ちな印象があります。

それはそれとして、2014年4月2日、参議院本会議で当法案の決議があり、賛成多数で無事可決されました。

出典:本会議投票結果:参議院ホームページ

投票総数229票で、賛成228票、反対1票でした。

あれ? 反対する人がいたのか。。。誰だろう?

出典:本会議投票結果:参議院ホームページ

あ、山本太郎参議院議員でした。

これはかなり意外な結果でした。率直に言って山本太郎議員に知的財産法制に関する十分な知識があるとは思っていませんでした。

産業構造審議会知的財産分科会で有識者が何年もかけて議論して詰めてきた法案に対して反対票を投じるわけですから、並大抵の勉強では足りないと思います。頭が下がります。

ということで、山本太郎事務所の問い合わせ窓口からメールで質問してみました。

失礼します。
当方都内の特許事務所に勤務する者です。

4月2日の本会議で「特許法等の一部を改正する法律案」に反対票を投じられていますが、反対された理由を教えてください。

法律案を見る限り大きな問題はないように思います。
何か見落としている問題があれば知りたいと考えております。

よろしくお願いします。

問い合わせをしたのは本会議翌日の4月3日ですが、いまだにお返事をいただけていません。国会議員なら自らの政治活動について国民に説明する義務があると思うのですが、どういう了見なのでしょうか。

私は2013年参議院選挙の際に東京選挙区の有権者であったことを恥ずかしく思っています。なんとかならないものでしょうか。

ないと思いますが、万が一回答がありましたらご報告します。


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