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今年2月に父が亡くなりまして、今年は新盆ということになりました。

わが家は典型的な核家族でしたので伝統的な家制度に係る行事はほとんど触れることなく40年近く生きて来ましたので、恥ずかしながら「新盆」という言葉の存在も今年初めて知りました。

新盆とは、簡単に言えば家族が死んで初めての盆です。葬儀であの世に送り出した故人の魂が戻ってくるのが盆なわけですが、初めての盆では故人も帰り道がよくわからないだろうということで、丁寧に家まで迎えてあげましょう、ということで特別に新盆として意識されるようです。

詳しいことはよくわからないのですが、私の住む地域では盆は7月にやる場合と8月にやる場合とあるようです。本来、盆は7月13日から始まるのだけれど、新暦で暦通りに7月にやる場合と、旧暦の7月13日ということで1か月遅れの8月にやる場合と、二通り考え方があるとのこと。どういう基準で時期を決めたらいいのかわからなかったのですが、わが家は母の強硬な主張により7月ということになりました。

この時期、仏具屋さんではどこも盆セールをやっています。とりあえず新聞広告の入っていた全国チェーンの仏具屋と、葬儀一式をお願いした葬儀屋が営んでいて仏壇も購入した仏具屋と二軒下見に行きましたが、どこも大差ないので仏壇を購入した仏具屋で揃えることにしました。

いろいろ売ってはいるものの、絶対に必要なものは一つだけ、白提灯だけとのことでした。

これは新盆のときのみ目印として外から見える位置に夕方数時間だけ灯すものとのことで、一年こっきりなので紙で簡単に処分できるようにできています。昔は親戚が家に余っているものを送ってきてくれるものだったようですが、人が死ぬたびに家の中に数が増えていくということで、最近は自分で用意して終わったら捨てるように合理化されてきた模様。

あとは飾り付けだけで、それぞれに意味が込められているものの、絶対というものはなくて、とりあえず好みで飾ってみてその反省も踏まえて翌年以降買い揃えていけばいいのではないか、という仏具屋さんのアドバイスに従って適当に買いました。

適当と言っても基準は母の好みに従ってまして、それも母の実家でやっていた昔の記憶に従って選んでいます。結局、購入したのは、まこも、藁製の牛馬、ほおずきの造花、小さい提灯(桔梗柄)といったところ。飾り棚もうちに転がっていたちゃぶ台を仏壇の前にセッティングして小皿にお供えを盛るようにしました。手作り感満載です。

ということで週末7月13日は新盆の入りになりますので久々に墓参りして父を家まで連れて帰ります。奇しくも13日は月命日ということで効率が良くて助かります。

当日はありがたいことに父の元同僚の方たちが焼香を上げに来てくれるとのこと。気疲れしそうですが、家を守るというのはそういうことなのかなぁ、と新鮮な感覚もあります。


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