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ろくでなし子こと五十嵐恵(42)が逮捕された件、率直に言って彼女の活動は好ましく思っていなかったのであまり思うところもないのですが、世間では熱くなっている人たちも多いみたいなのだけれど、今ひとつ片手落ちと言うか議論の内容がしっくりこない感がありますので、思うところを整理するべく書いてみます。

「わいせつ」なのかどうかというのは頒布されたブツがどんなものなのかわからないので判断付きかねます。彼女が普段発表しているような、女性器をモチーフにした創作物の範囲ならわいせつではないと思うし、女性器を3Dスキャンした生データならそりゃわいせつだろうと思います。

「自称芸術家」報道は酷いと思います。芸術家足り得る定義が明確でないのであるから、自称も他称もないでしょう。「自称」という語は「自称無職」とか真偽が明らかでない場合にのみ使うべきで、「自称芸術家」というのは明らかな蔑称です。

それはそれとして、私が感じているのは、ろくでなし子のやってることって、あれセクハラだよね、ということです。セクハラ=性的嫌がらせ。個人的に他人の性器とか全然見たくないんですよ。それは男性のも女性のも一緒です。そういう感覚を持ってる人っていっぱいいるんじゃないですか。こういう感覚ってもう本能的なものだと思うんですよ。いくら女性はみんな持ってるんだとか、身体の一部で手足と一緒とか詭弁を弄したって嫌なものは嫌なんです。論理じゃない。

性的なものを殊更に見せつけて他人を不快にさせるんだからセクハラ以外の何物でもないんじゃないですか。だからこそ「わいせつ」なんて主観に基づく微妙なものがいまだに公に規制されているんだと思っていました。

芸術だからわいせつじゃないとか論外ですよね。私はダビデ像とかも観るの嫌ですよ。あれ、すごい芸術らしいじゃないですか。私は何がいいのかさっぱりわかりません。わいせつなんて主観的なものという人には芸術の方が遥かに主観的なものだろうと言いたい。

嫌なら見なきゃいいって話ではあると思いますし、実際自分から見に行くことは絶対ないんですけど、今どき世間で話題になればSNS的なものやキュレーション的なものを経由して勝手に目に入ってきやがる時代なんですよ。「ほら、これ世間のみんなが絶賛してるんだし、お前も好きなんだろう」みたいなドヤ顔でビラビラしたユルくもないキャラが画面に投げつけられてくるんですよ。非常に不愉快です。

ろくでなし子の逮捕が妥当なのかどうかはよくわからないし、あの報道の仕方はさすがに酷いと思いますけれど、ああいうセクハラまがいの活動は規制されて然るべしと思います。

以上

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