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へー、と思ったのでメモ。

どういうことだろうと思ったら、住宅用地の特例措置が関係しているようです。住宅用地の特例とは、課税標準額が200m2までの部分については1/6に、それを超える部分については1/3になる特例措置です。

参考:東京都主税局<都税Q&A><都税:固定資産税(土地・家屋)・都市計画税>

住宅を潰して更地にしてしまうと住宅用地ではなくなるので、この特例が適用されず通常の課税標準額で固定資産税が徴収されることになります。そういう事情があるので、例えば相続などで住む人がいない家を所有することになった場合に、古い家をそのままにする人が多く、結果として空き家が必要以上に増えていくというわけです。

でも土地を売るときには更地の方が価格が高くなるとよく聞きます。更地にするにも費用がかかりますから将来的に売却を考えるなら遺産などで更地にしてしまうのが手っ取り早い気がします。現金だとつい使ってしまいますからね。

その場合には駐車場として貸すなどにより収益化するというのが一般的なようです。本当に駐車場にしたら元が取れるのか考えてみました。

わが家の土地は180m2ほどあります。固定資産税は年4万円ほどですから、更地にすると6倍の24万円ほど徴収されることになります。すると月2万円の手取りが必要です。この面積では4台が限界でしょうから、1台あたり5000円取らないと埋め合わせができません。わが家から徒歩3分ほどのところに広い駐車場がありますが、1台4000円と聞いています。相場に合わせると税金も払えないということになります。考えてみれば土地の評価額なんて近所はみんな同じわけだし、損益分岐点は同じくらいに落ち着くのは当然です。駐車場にして増えた税金を埋め合わせるのは容易ではなさそうです。

たまに広い土地にプレハブ小屋がポツンと建っているのを見掛けるのですが、あれも住宅用地として認めさせるための節税テクニックなのかもしれません。

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