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先日、狭山湖に行ったんですよ。

狭山湖って言うのは埼玉県西部と東京都多摩北部の間にある狭山丘陵の中にある人工湖です。多摩湖と隣り合って首都圏の水源となっていて、周囲をサイクリングロードが整備されていたり、西武ドームや西武園遊園地などレジャー施設も多く、近隣住民の憩いのスポットになっています。

うちからは車で30分くらいなので、私もときどきジョギングなどをしに行きます。サイクリングロード沿いに多摩湖を一周すると約15km、私の足では1時間20分程度かかります。

その日も車を狭山湖の堤防入口前の駐車場に停めて、グルっと一周走ってきて、クールダウンに狭山湖の堤防をトロトロ歩いていました。と、そこで風変わりな男女の一団に遭遇したのでした。

その集団は一人の若い女性を先頭にして20人ほどで談笑しながら堤防の上を歩いていました。狭山湖は東を向けば東京都心が、西を向けば奥多摩や丹沢の山々が眺められる景色のよいところなので、休日の午後には家族連れやカップルなどが多く散策しています。なので、20人程度の団体が談笑していたとしても不思議なことではありません。本来は。

しかしながら、その集団は明らかに周囲とは異なる雰囲気がありました。まず、20人がピシッと二列に並んで歩いています。よく見るとその列は男性と女性にきれいに分かれています。また、参加者の年齢層がかなり幅広いように見えます。20代くらいの若い人もいれば50代と言われても不思議ではない風貌の方もいます。男性も女性もです。

大人のアウトドアサークルのようなものなのだろうか、と想像を巡らせながらチラチラ眺めていますと、先頭を歩いていた女性がおもむろに振り向いて、何かを皆さんに挨拶し始めました。私はちょっと離れた位置にいたので何を話していたのか内容はわかりませんでした。

すると、今度は男性の列と女性の列が向き合って、互いに挨拶のようなことを始めました。しばらくすると先頭にいた女性の合図で男性陣が一人分だけ隣にずれて、また向かい同士で挨拶のようなことを始めました。どうもメモ帳のようなものを見ながら、またメモ帳に何か書き込みながら話している人もいます。これを全員が一度ずつ挨拶するまで続けていました。

あぁ、これはあれだ。婚活イベントだ。

最近は旧来のオクラホマミキサー風のお見合いパーティーは流行らなくて、アクティビティを絡めて自然な出会いを演出する婚活イベントが流行しています。私もいくつかその手のイベントには参加したことがあります。昼くらいから半日ほど一緒に同じ経験をした上で合コンに突入することで、より打ち解けやすい雰囲気作りをし、成功率を高めよう、という趣旨です。

初めて客観的に婚活イベントを眺める経験をしたわけですが、冷静な気分で客観的に眺めてみると、あれはちょっと異様な雰囲気があります。あぁ、自分もこうやって見ず知らずの人たちに見られていたのか、と猛烈な羞恥心に襲われました。

周りからどう見えるかを知ってしまった以上、もう不特定多数の人に見られる屋外の婚活イベントに参加するのは耐えられそうにありません。いくらなんでも恥ずかし過ぎるよ。晒し者じゃないか。

婚活をしなければ結婚できない時代と説かれた「婚活時代」からもう6年が経ちました。山田昌弘教授や白河桃子さんは婚活が未婚男女にこのような辱めを与える一種の罰ゲームのようになるなど想像していたのでしょうか。

私にはもうこんな辱めを受けてまで結婚しなければいけない理由がわからなくなってきました。

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  • ねい

    それは梅雨に参加したとこのパーティでは。

    やっぱり不自然だからわかりますよね。

    悪くはなかったですよ。俺には無駄な時間でしたけど。

    こういうのは効率がいいのやら悪いのやら。