スポンサードリンク

諸事情によりわが家の風呂場が一週間使えなくなったので、ほぼ毎日スーパー銭湯に通っています。

ありがたいことに車で30分以内で行けるスーパー銭湯が4,5軒あります。普段はほとんどスーパー銭湯に行くこともありませんので、日替わりでいろいろな風呂を試しています。なかなか新鮮です。

都内だとどこも常にイモ洗い状態で入浴料も軽く1000円を超えてきますけど、うちの辺りだと平日の夜などはスカスカに空いているし、入浴料も一番安いところだと430円と銭湯並みです。どうやって採算を取っているのか不思議でしょうがありません。

風呂では特にすることもないのでボーっと人間観察などしているんですけれど、ビックリするくらい高齢者が多いことに気付きます。全体の5割くらいは働いてなさそうな高齢者です。あとは、2割くらいが仕事はしてそうな50~60代くらいの人、2割がガテン系っぽい20~30代の若者、1割が20歳前後の大学生っぽい若者。子供はたまに親子連れが1~2組いる程度。

高齢者が多くて困るのは、危なっかしいご老人が少なからずいることです。湯あたりしたのか純粋に体力が落ちてるのかわかりませんが、風呂の中でクラクラしてるおじいさんとか頻繁に見掛けます。

卒倒して頭でも打ったら大変なので見るからにやばそうな人には声を掛けるようにしているのですが、声掛けられてるのすら気づかないような人も多いし、気づいても「大丈夫、大丈夫」しか言わない人がほとんど。本人が大丈夫と言うならそれ以上干渉するのも余計なトラブルを生みそうなので「気を付けてくださいね」とだけ言って距離を置きますが、やはりその後も気になって仕方がない。せっかく風呂にくつろぎに来たのに気疲れだけして帰ってくることにもなりかねません。

高齢化社会って経済的な面から語られる場合が多いのですが、若い世代も巻き込んで社会全体が非効率化する問題も孕んでいるんだと思いました。考えてみれば、街中を歩いていても妙に人の流れが悪いときとかあって、前の方に目を向けるとお年寄りが歩いてるんだか止まってるんだかわからない速度で移動していたりすることもあります。もしくは、バスとかエレベータとかお年寄りの乗り込み待ちで微妙に待たされることも増えた気がします。個々の行為はちょっとした差なのだけれど、社会全体でみると大きなロスが生じているように思います。

少子高齢化の問題は主に年金とか健康保険とか金銭的な負担が問題になるのですけれど、数字に表れないところで社会全体を非効率化する面は確実にあると思います。そしてこういう国に住んでいる限り、それは受け容れて背負っていかざるを得ないということもまた紛れもないことです。

私も気が付いたら立派な中年になっていて、きっとこのまま気が付いたら高齢者になっているんでしょう。政治や経済の面からやれることはいろいろあるんでしょうけれど、差し当たり自分にできるのは周囲に困っている高齢者がいたら温かく見守って必要に応じて手を貸すことくらいなのかなぁと思います。

それが結局は自分がよい老後を迎えることに繋がるんじゃないかと思っています。今どきの団塊世代のように「これだからあの世代は」みたいな言われ方、したくないですからね。

なんてことを風呂に入りながらぼんやりと考えたりしています。

LINEで送る
Pocket