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先週末は地元の神社の例大祭があったらしく、たまたま市街地を通り掛かったらこのちっぽけな町のどこから出てきたんだというくらいの大変な人出でした。

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私の実家は市街地からだいぶ離れた地区の山を切り開いた新興住宅街にあるので、子どもの頃から地元の伝統的なイベントというものに縁遠い生活を送っていました。大規模な分譲地なので住民は同年代の人たちが多く、その子どもたちもかなりの数がいましたので、その住宅街だけで独立して夏祭りや運動会などが行われていました。しかし、近年では子ども世代は家を離れ、親世代は後期高齢者入りして、自治会も機能不全に陥っている模様です。

特に私などは高校から遠い都内の学校に通い、大学卒業とともに実家を離れて暮らしてきましたから、この歳になって実家に戻ってきても友人と呼べるような関係はまったくありません。恐ろしいことに子どもの頃から実家を離れずに未だ独身の同級生が相当数いるようなのですが、親同士の付き合いのみで直接やり取りすることもありません。

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だから、地元で祭りなどがあったところで、特に誘われることもないし、ふらっと様子を見に行ったところで知り合いに会うこともありません。むしろ小学生や中学生が友達同士で楽しそうに買い食いしたり、金魚や亀を釣っているところを眺めていると、お前らくらいの年頃には俺にだって友達くらいいたんだ、と嫉妬心にも似た感情に苛まれます。

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世の中ではマイルドヤンキーなんて言って、地元を離れずに若いうちに家庭を築いて貧乏ながらも大きな不満も持たずに暮らすライフスタイルが注目を浴びているようだし、実際私の昔の同級生にもそのようにしてすでに中学高校くらいの子どもを持つ人も少なからずいるようです。

偏見もありますが、地元の学校を出て地元に就職しても現在の私の年収を稼ぐことはできそうもないし、そういう人生を選択したことに後悔もしていませんけれど、そうは言っても生まれ育った町に暮らしながら町の一大イベントがあっても何の関係もないというのは寂しい感もあります。

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人生に正解はないし、今更どうにもならない話ではありますが、同世代と思しきおっさんたちが祭りの中心を取り仕切っている様を見ていると、少しだけ羨ましくも思うのでした。

もしこれから私が子育てをするような事態が起こったら、地縁を大事にして地元の催し事にも積極的に関わる機会を与えられたらいいなと思いました。

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