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仏具メーカーの株式会社はせがわが、CMでおなじみの『おててのしわとしわをあわせて、しあわせ。なぁ~むぅ~』と女子児童が合掌する映像を商標登録出願していて話題になっていました。

彼女は「しあわせ少女、ゆうか」ちゃんというようですね。初代は「ゆう子」ちゃん、二代目は「たばさ」ちゃんで、「ゆうか」ちゃんは三代目だそうです。

この商標登録出願は、平成26年法改正で新たに認められた、いわゆる「新しいタイプの商標」であって、その中の「動き商標」と呼ばれるものです。ずいぶんダサい命名だなと思うのですが、すでに制度化されている米国では”Moving marks”と呼ぶからだそうです。

特許庁によると、「動き商標」とは以下のように定義されています。

Q1-2 「動き商標」とはどのようなものですか?

「動き商標」とは、文字や図形等が時間の経過に伴って変化する商標のことです。
例えば、テレビやコンピューター画面等に映し出されて変化する文字や図形等があります。

出典:新しいタイプの商標の保護制度に関するQ&A | 経済産業省 特許庁

より正確には商標法施行規則に定義されています。

(動き商標の願書への記載)
第四条  商標に係る文字、図形、記号、立体的形状又は色彩が変化するものであつて、その変化の前後にわたるその文字、図形、記号、立体的形状若しくは色彩又はこれらの結合からなる商標(以下「変化商標」という。)のうち、時間の経過に伴つて変化するもの(以下「動き商標」という。)の商標法第五条第一項第二号 の規定による願書への記載は、その商標の時間の経過に伴う変化の状態が特定されるように表示した一又は異なる二以上の図又は写真によりしなければならない。

出典:商標法施行規則第四条

動き商標に関しては、記事執筆時点で47件が出願されていました。多くはテレビCM等で表示される企業ロゴのアニメーションでした。

例えば、これ。ヤクルトのCMの冒頭に表示されるロゴですね。

ざっくり動き商標の出願を見てみましたが、その中でちょっと気になったのがアートネイチャーの一連の出願です。

じっくり見ていると、ジワジワきます。自分の薄毛が場合によっては半永久的に世間に公開されるというのはどういう気分なのか大変興味を持ちました。

一応考えて見た限り拒絶理由は思い当たらないので、無事に登録されるといいなと思います。

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